マーティン・スコセッシ」に関連する23件の記事

【週末映画コラム】3時間26分が長く感じない『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』/人間とAIの問題に一石を投じる『ザ・クリエイター/創造者』

ほぼ週刊映画コラム2023年10月19日

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(10月20日公開)  舞台は1920年代。第1次世界大戦で負傷したアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)は、おじのウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマ州オーセージを訪れる。  そ・・・続きを読む

台湾映画『1秒先の彼女』をリメークした『1秒先の彼』/悪魔的な魅力で他のホラーとは一線を画す『Pearl パール』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2023年7月6日

『1秒先の彼』(7月7日公開)  京都の郵便局の窓口で働くハジメ(岡田将生)は、何をするにも人よりワンテンポ早い。ある日、彼は路上ミュージシャンの桜子(福室莉音)と出会い、彼女の歌声に引かれて恋に落ちる。  どうにか花火大会でのデートの約束を取りつ・・・続きを読む

くせ者監督が雑誌の記事の映像化を実現させた『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年1月26日

 くせ者監督ウェス・アンダーソンが、雑誌『ニューヨーカー』にインスパイアされ、雑誌の記事の映像化を目指して、一つのレポートと三つのストーリーから成る、一種のオムニバス映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』を作り上げた。・・・続きを読む

【映画コラム】新機軸の新選組映画『燃えよ剣』

ほぼ週刊映画コラム2021年10月21日

 新選組副長・土方歳三の生涯を描き、過去に何度も映画化やドラマ化をされた司馬遼太郎の原作小説に、新解釈や新たな場面を加えながら、原田眞人監督が映画化した『燃えよ剣』が公開中だ。  江戸時代末期。武州多摩の農家に生まれた土方歳三(岡田准一)は、「武士・・・続きを読む

【映画コラム】幻の音楽フェスティバルをよみがえらせた『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』

ほぼ週刊映画コラム2021年8月25日

 「ラブ&ピース」を掲げた伝説の音楽フェスティバル「ウッドストック」が開催された1969年の夏。それに呼応するかのように、ニューヨークのハーレムで行われた「ハーレム・カルチュラル・フェスティバル」にスポットを当てたドキュメンタリー映画『サマー・オブ・ソウル(・・・続きを読む

【映画コラム】名優の生涯を描いた『MIFUNE THE LAST SAMURAI』と、名脚本家の監督デビュー作『モリーズ・ゲーム』

ほぼ週刊映画コラム2018年5月12日

 今回は、日本が世界に誇る名優の生涯を描いたドキュメンタリーと、実録ものを得意とする名脚本家の監督デビュー作を紹介しよう。  まずは、『ヒロシマナガサキ』(07)などで知られる日系3世のスティーブン・オカザキが監督した、名優・三船敏郎の生涯を描いたド・・・続きを読む

【映画コラム】名作ボクシング映画の系譜に連なる『ビニー/信じる男』

ほぼ週刊映画コラム2017年7月22日

 交通事故で首の骨を折りながら再起したプロボクシングの元世界チャンピオン、ビニー・パジェンサ(マイルズ・テラー)の実話を基にした『ビニー/信じる男』が公開された。ロバート・デ・ニーロが元ミドル級王者のジェイク・ラモッタを演じたボクシング映画の名作『レ・・・続きを読む

【芸能コラム】2017年、小松菜奈の活躍を占う試金石 「スリル!~赤の章・黒の章~」

ほぼ週刊芸能コラム2017年3月3日

 モデル出身らしいスリムな体形から醸し出される、はかなさと危うさが入り混じった独特の雰囲気。魔性の少女・加奈子役で鮮烈な印象を残した長編映画デビュー作『渇き。』(14)以降、大根仁、三木孝浩など独自のスタイルを持つ監督たちの作品に次々と出演してきた小松菜奈・・・続きを読む

窪塚洋介「賞っておまけ。何とも思っていない」 『沈黙』アカデミー賞逃すも意に介さず

TOPICS2017年2月27日

 映画『沈黙-サイレンス-』大ヒット御礼舞台あいさつが27日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介が出席した。 マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の『沈黙』を映画化した本作は、17世紀の江戸時代初期を舞台に、幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎を描く。・・・続きを読む

【映画コラム】スコセッシ自身の葛藤が反映された力作『沈黙-サイレンス-』

ほぼ週刊映画コラム2017年1月21日

 遠藤周作の歴史小説『沈黙』を、マーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙-サイレンス-』が公開された。 17世紀、キリスト教が禁じられた江戸時代初期の日本で、棄教したとされる師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)の消息を探るため、若き宣教師のロドリゴ(ア・・・続きを読む

窪塚洋介「どこの馬の骨とも分からないこの俺に…」 スコセッシ監督に感謝の思いを伝える

TOPICS2017年1月17日

 映画『沈黙―サイレンス―』のジャパンプレミアが17日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、マーティン・スコセッシ監督が登壇した。 本作は、遠藤周作の歴史小説『沈黙』と出会ったスコセッシ監督が、28年の時・・・続きを読む

マーティン・スコセッシ監督が来日会見 「『沈黙』は積年の思いで完成させた」

TOPICS2017年1月16日

 映画『沈黙―サイレンス―』のマーティン・スコセッシ監督が16日、東京都内で来日記者会見を行った。 本作は、遠藤周作の歴史小説『沈黙』と出会ったスコセッシ監督が、28年の時を経て映画化したもの。 17世紀の江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされ・・・続きを読む

窪塚洋介、スコセッシ監督に「スルーされました」 浅野忠信、アカデミー賞受賞への手応えを語る

TOPICS2017年1月13日

 映画『沈黙-サイレンス-』の外国特派員協会 記者会見が12日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形が出席した。 マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の『沈黙』を映画化した本作は、17世紀・江戸時代初期を舞台に、長崎での幕府による激・・・続きを読む

映画『沈黙-サイレンス-』主要キャストの写真が並ぶ日本版ポスター&特報公開

音楽ニュース2016年12月14日

 マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作著『沈黙』を実写化した映画『沈黙-サイレンス-』。2017年1月21日の公開へ向け、日本版ポスターと特報が公開された(https://youtu.be/Lpd2ScdvKII)。  本作は、スコセッシ監督が1988年に原作と出会ってから28年、読んだ瞬間に映・・・続きを読む

【映画コラム】2人の“映画ばか”の何とも幸せそうな姿が印象に残る『ヒッチコック/トリュフォー』

ほぼ週刊映画コラム2016年12月10日

 フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーによるアルフレド・ヒチコック監督へのインタビューをまとめた名著『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』の製作過程をドキュメンタリー映画化した『ヒッチコック/トリュフォー』が公開された。 名作ドキュメンタリー『マー・・・続きを読む

小松菜奈、最優秀新進女優賞を受賞 「重く暗い役がすごく楽しい」

TOPICS2016年11月19日

 「第8回TAMA映画賞授賞式」が19日、東京都内で行われ、最優秀新進女優賞を受賞した小松菜奈、松岡茉優ほかが登壇した。 本賞は、多摩市および近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる“いきのいい”作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感・・・続きを読む

窪塚洋介、最初は「ドッキリかと思った」 オーディションで勝ち取ったスコセッシ作品

TOPICS2016年10月19日

 映画『沈黙-サイレンス-』の記者会見が19日、東京都内で行われ、来日中のマーティン・スコセッシ監督、出演者の窪塚洋介、浅野忠信が出席した。 戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の『沈黙』を『タクシードライバー』『ディパーテッド』のスコセッシ監督が完・・・続きを読む

スコセッシ監督/窪塚洋介/浅野忠信が出席『沈黙-サイレンス-』来日記者会見で本編映像を初公開

音楽ニュース2016年10月19日

 マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作著『沈黙』を実写化した映画『沈黙-サイレンス-』。2016年10月19日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて来日記者会見が行われ、マーティン・スコセッシ監督と、本作のキーとなるキチジローを演じる窪塚洋介、通辞役の浅野忠信が出席した・・・続きを読む

遠藤周作×スコセッシ監督『沈黙』2017年日本公開決定! 日本からは窪塚洋介や浅野忠信が出演

音楽ニュース2016年9月5日

 マーティン・スコセッシ監督による遠藤周作著『沈黙』の実写映画が、邦題『沈黙-サイレンス-』(原題:Silence)として、2017年に全国公開される。  スコセッシが原作と出会ったのは1988年。それから28年の時を経て、ついに映画化が果たされた。17世紀江戸初期、激しいキ・・・続きを読む

【映画コラム】大スターとはこういう人のことを言うのだ! 『健さん』

ほぼ週刊映画コラム2016年8月20日

 2014年の11月に亡くなった俳優、高倉健を描いた初のドキュメンタリー映画『健さん』が公開された。 本作は、国内外の20人以上の証言を基に、俳優として、あるいは人間としての健さんの魅力や美学に迫る。監督はニューヨーク在住で写真家でもある日比遊一が担当している。・・・続きを読む

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