窪塚洋介、スコセッシ監督に「スルーされました」 浅野忠信、アカデミー賞受賞への手応えを語る

2017年1月13日 / 16:51

 映画『沈黙-サイレンス-』の外国特派員協会 記者会見が12日、東京都内で行われ、出演者の窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形が出席した。

 マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の『沈黙』を映画化した本作は、17世紀・江戸時代初期を舞台に、長崎での幕府による激しいキリシタン弾圧の様子を描く。

 何度も踏み絵をする日本人のキチジローを演じた窪塚は「アイ・アム・ア・踏み絵マスター」と自己紹介して笑いを誘い、「マーティン・スコセッシ監督の作品ということで、世界中の人に見てもらえるチャンスがあると思いますが、映画の持っている力で、少しでも良い明日が待っていることを願っているし、信じています」と語った。

 見どころについての質問には、2人の先輩から任される形で「一番若造なんですけど、先輩2人に譲ってもらったのでせんえつながら」と前置きし、「僕が思う『沈黙』という映画の見どころは、神が沈黙していることだと思う。自分自身の心の深層に入っていって、その答えを見つけなきゃいけないというのが、この作品の一番大切なところです」と堂々と答え、質問者をはじめ、会場の人々をうならせた。

 さらに、本作がアカデミー賞最有力候補との呼び声高いことから、手応えを問われた尾形は「アカデミー賞のことについては浅野さんが詳しいです」と答えた。

 まさかのパスを受けた浅野は「アカデミー賞には選ばれると思っています。もしこれで選ばれていないということがあれば、神が審査員に余計なことをしゃべっているんじゃないかと」と苦笑しながらユーモラスに語った。

 また「いてくれるだけで演出になっているというか、現場では王様みたいだけど、王様がいてくれるだけでこんなに演技がしやすくなるんだなと思いました」とスコセッシ監督の演出ぶりを振り返った窪塚は「そんな人に『アメリカに来たらうちにおいでよ』と2回も言ってもらって、この前行った時に、マネジャーにメールをしたら、スルーされました」とエピソードを明かして、大きな笑いを誘った。

 映画は1月21日から全国ロードショー。


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