三谷監督「ノーチョンマゲ、ノーライフ!」 必死の英語スピーチも大泉洋「なぜ英語?」

2013年10月24日 / 20:14

(左から)三谷幸喜監督、佐藤浩市、大泉洋、役所広司、小日向文世、鈴木京香

 第26回東京国際映画祭(TIFF)のクロージング上演作品『清須会議』の舞台あいさつが24日、東京都内で行われ、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、三谷幸喜監督が出席した。

 本作は、本能寺の変で命を絶たれた戦国武将・織田信長亡き後、織田家の継承問題と領地配分を議題に、日本史上初めて会議で歴史が動いたとされる“清須会議”を描く歴史エンターテインメント作。

 この日、清須会議に出席した武将を演じたキャストは和装、信長の妹・お市を演じた鈴木は劇中で使用した衣装を現代風の着こなしで、また、三谷監督は劇中の織田信長の衣装でそれぞれ登壇した。

 歩きにくい甲冑(かっちゅう)を着用し、ぎこちない足取りでステージに立った三谷監督は「ものすごく暑いです」とキッパリ。舞台あいさつの最後に予定されている英語でのスピーチに向け、司会者から何度か質問されるも「僕はこの後英語でスピーチしなくてはいけないので、そのことで頭がいっぱいです。何も耳に入ってきません」と貫いた。

 大泉は「日本の映画が東京国際映画祭のクロージング作品に選ばれるのは7年ぶりということで、光栄に思います」と明かした。本映画祭オープニングのグリーンカーペットセレモニーには役所と三谷監督が出席しており、大泉は「その日は台風で仕事がなくなったので、俺も行けたのにと大変悔しい思いをしました。クロージングには参加できてうれしいです」と喜びを語った。

 鈴木から「スピーチ、私も本当に楽しみです」とエールを送られた三谷監督は、汗を拭うと意を決してスピーチを開始。途中でカンペを見つつ「この印籠が目に入らぬか!」「天誅(てんちゅう)でござる」「これにて一件落着」といった時代劇の名ぜりふを紹介し、最後に「ノーチョンマゲ ノーライフ!」と叫んだ。感想を問われた大泉は「なぜ英語でしゃべったのか。それでいっぱいいっぱいになって、他のところでしゃべれていない」と大笑いしていた。

 映画は11月9日から全国東宝系でロードショー。


芸能ニュースNEWS

氷川きよし、2年ぶりの劇場コンサートツアー決定 10月に福岡から全国4都市で開催

2024年5月1日

 2022年末より歌手活動を一旦休止していた氷川きよしが、10月から「氷川きよし25周年記念劇場コンサートツアー」を開催することを発表した。  2000年「箱根八里の半次郎」でデビュー以来、多くのファンを魅了し続けてきた氷川。22年には、6 … 続きを読む

「お迎え渋谷くん」“渋谷大海”を演じる京本大我が「漫画の中の人間みたい」 “大崎”宮近海斗との直接対決にも注目集まる

ドラマ2024年5月1日

 京本大我が主演するドラマ「お迎え渋谷くん」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、蜜野まこと氏の同名漫画が原作。恋をしたことがない売れっ子俳優・渋谷大海(京本)が、保育士の青田愛花(田 … 続きを読む

「Destiny」“真樹”亀梨和也の“12年越しのバニラアイス”に反響集まる 「ずっと覚えていたんだね」「泣いちゃったよ」

ドラマ2024年5月1日

 石原さとみが主演するドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の第4話が、30日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、主人公の検事・西村奏(石原)が、学生時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会を果たしたことで青春時代 … 続きを読む

「アンメット」“三瓶”若葉竜也が“ミヤビ”杉咲花に衝撃の告白 「あなたを治したいと伝えるシーン、すごかった」

ドラマ2024年4月30日

 杉咲花が主演するドラマ「アンメット-ある脳外科医の日記-」(フジテレビ系)の第3話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  原作は、同名コミック(原作:子鹿ゆずる氏/漫画:大槻閑人氏)。事故で記憶障害の後遺症を負った若手脳外科医 … 続きを読む

「366日」“遥斗”眞栄田郷敦のラストの演技に「鳥肌が立った」 「“宮辺看護師”夏子と遥斗は何か関係がありそう」

ドラマ2024年4月30日

 広瀬アリスが主演するドラマ「366日」(フジテレビ系)の第4話が、29日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした … 続きを読む

Willfriends

page top