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舞台「鉈切り丸」の制作発表会見に出席した成海璃子
舞台“いのうえシェイクスピア”「鉈切り丸」の制作発表会見が23日、東京都内で行われ、脚本を手掛けた青木豪氏、演出を務めるいのうえひでのり氏、主演のV6・森田剛、成海璃子、秋山菜津子、渡辺いっけい、千葉哲也、山内圭哉、木村了、須賀健太、宮地雅子、麻実れい、若村麻由美、生瀬勝久が出席した。
本作は、シェークスピアの「リチャード三世」を源平合戦の戦乱の世に置き換え、天下取りのためには悪事の限りを尽くして駆け上がるが、一瞬にして転がり落ちていく天涯孤独な男・鉈切り丸(源範頼=森田)の生きざまを描く。
森田と3回目のタッグを組むいのうえ氏は「極悪人だけど悲しいところもあり、ヘラヘラしていて愛嬌(あいきょう)があって頭も切れる。その辺のドラマも含めて、最近素晴らしい仕事を多くしている今の森田くんなら複雑な陰影も出るんじゃないかと」と評価。これに森田は「前回は百二十パーセントフルパワーでやって声をつぶしたり迷惑を掛けた。今回もそれぐらいしていかなきゃと思うので、コントロールせずにやっていきたい」と期待に応えるべく熱い意気込みを語った。
さらにいのうえ氏は「1970年代のショーケンさんのように、不良じゃないですが、危ない魅力がある。蜷川幸雄さんも言っているけど、そこに引かれる」と絶賛。森田は「こうやって声を掛けてもらえるのは3回目なのでうれしいです。稽古場でもいのうえさんにお手本を見せてもらって、それを超えるように頑張っています」と力強く語った。
体力面での心配もなく「特に何もしてないんですけど、基礎体力があるので大丈夫」と自信を見せた。極悪人の役どころについては「最近おとなしい役が多かったので楽しみです。すごく楽しいんですよ。エネルギーのある舞台になると思う。殺陣もたくさんあるだろうし」と瞳を輝かせた。
巴御前役で舞台初出演する成海は「どうなってしまうんだろうと想像もつかない。何も知らないことを強みにして精いっぱい頑張ろうと思います」と前向きなコメント。森田とは2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で兄妹役を演じており、「またご一緒できるということで、信頼しています」とニッコリ。森田も「ナチュラルで自然体な女優さん。緊張した様子もなく、落ち着いた感じだったから今回も大丈夫だと思う」と期待を寄せた。
この日サイド部分を刈り上げたヘアスタイルで登場した森田は「おかっぱ頭でせりふを覚えていたけど全然覚えられなくて」と苦笑いし、「なんかしなきゃなって思って、切る所がないので横を。だいぶ集中できました。意気込みです」と笑わせた。
V6のメンバーにも髪形はまだ見せていないようで「会ってないんですよね。最近6人の活動がない」とポツリ。「そんなこと言っていいの?」と不安げに突っ込む生瀬に「それぞれが頑張ってるので」と笑顔を見せた。
舞台は10月12日~26日に大阪・オリックス劇場、11月8日~30日に東京・東急シアターオーブで上演。
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