桂雀々「一番支えてくださったのはさくらさん」 常盤貴子、さくら役に「何て恐れ多いことを」

2019年12月2日 / 18:25

 プレミアムドラマ「贋作 男はつらいよ」完成試写会が2日、東京都内で行われ、出演者の桂雀々、常盤貴子が出席した。

 本作は、山田洋次監督、渥美清主演の映画『男はつらいよ』の舞台を大阪に変え、現代によみがえらせたもの。数年前、雀々が映画の主人公の車寅次郎に扮(ふん)した落語会「桂はつらいよ」のチラシを見掛けた山田監督が、新たな寅さん像を着想し、朝原雄三監督と共同で脚本を執筆した。

 寅次郎を演じた雀々は「知名度もなければ、演技力もそこまでは…。そんな中、監督に名指ししていただき、本当に不安と心配そのままでクランクインした状態でした。何せ初めての経験。周りの共演者に支えられ、皆さんにご迷惑を掛けながらようやく乗り切ったというか、必死で頑張った次第でございます」とあいさつした。

 現場では「大役と膨大な量のせりふに追い込まれ、精神的に全く余裕がなかった」という雀々。そんな中で「一番支えてくださったのは隣にいる(妹の)さくらさんだった」と演じた常盤に感謝の言葉を述べた。

 常盤は「さくらという役柄もあって『とにかく、何があってもお兄ちゃんの味方だ』『何があっても雀々さんを守る』という気持ちだった」といい、「(雀々の)NGが続いても『全然構いません。むしろ周りも良くなります』と思って…」と明かした。雀々は「寅が入ると、24テークになったことも…」と反省しきりだった。

 とは言え、常盤もさくら役に不安があったという。「衣装合わせで朝原監督の第一声が『あなたよく受けたね』だった。本当にその通りで、私も『何て恐れ多いことをしてしまったのだろう』と。倍賞(千恵子)さんのイメージがあまりにも強い。でも山田監督が、あれだけの人気のある名作を、また贋作で作ってみようと思われたことがうれしくて、それに乗りたいなと思ったんです」と振り返った。

 ドラマは、2020年1月5日~26日、BSプレミアムで午後10時から毎週日曜日に放送。(全4回)


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