【花燃ゆインタビュー】要潤「大きなことを成し遂げようとする心意気は現代にも伝わるはず」 最後まで吉田松陰に従った塾生の入江九一役

2015年4月10日 / 08:01

 NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、吉田松陰(伊勢谷友介)の主宰する松下村塾に学びながら、貧しい下級武士の一家を支えた入江九一を演じている要潤。ラブロマンスからSFまで幅広い役柄で活躍する要が、松下村塾の四天王の一人に数えられた入江を語る。

 

入江九一役の要潤

-入江役と聞いて、どう感じましたか。

 入江の書物を読んだり、京都にあるお墓に参ったりしました。キャラクターは史実と台本では違ってくるものなので、台本を読んで役作りをしました。

-入江はどんな存在だと考えていますか。

 口数の少ない男で、率先して前に出るよりも一歩引いている感じです。みんなの輪の中に入ってはいるが、静かなたたずまい。左手を隠すしぐさでその感じを表現してみました。現代で言うと、ポケットに手を入れて斜に構えているような感じですね。決して表には出ないんですが、裏で人を動かしていて、みんなもひそかに悩みを相談したりする、みんなの心の支えみたいな存在になればいいかなと思っています。

-入江の生き方についてどう思いますか。

 入江も塾生も純粋で、一歩踏み出せば何かが変わると本気で信じている姿は勉強になるし、見習いたいなと思います。調べてみると、入江は決して裏切らなかったし、意見を変えることもなかった。責任感が強くて家族思いだった。僕もそうありたいと思える人です。

-今回は、撮影現場に若い俳優が大勢いますね。

 僕も結構アダルトチームに入っているので(笑)、やっぱりみんなを盛り上げていきたいなという責任感があって、待ち時間などに佐藤隆太さんらと一緒に若い人たちに話をしています。僕たち塾生は松陰先生がいないとかじ取りがいなくてどこに行っていいのか分からないような集団なので、そこは変えていこう、自分たちでも考えて行動しようというようなことを話しています。

-文を演じる井上真央さんはいかがですか。

 松陰の分身というよりは、縁の下の力持ちみたいな印象です。決して道しるべではないんですが、僕たちが踏み荒らした道をきれいに整えてくれる。前にはいないけど後ろには絶対いるみたいな存在ですね。

-弟役の大野拓朗さんの印象は?

 非常に思慮深い方ですね。性格は弟キャラで、人懐っこいです。

-「龍馬伝」以来5年ぶりの大河ドラマですね。

 全然違う作品なので、まっさらな気持ちで撮影現場に来ました。現場には「龍馬伝」の時のスタッフが何人かいましたし、懐かしさも感じながらやっています。

-土佐藩士から長州藩士に変わりましたが。方言には苦労しましたか。

 土佐弁は私の出身の香川の隣なので、違和感なく話せました。長州弁は標準語に近いと感じるところも多いので、苦労しているということはないです。

-入江の人生を通して伝えたいことは?

 「全うする」ということじゃないですか。大きなことを成し遂げようとする心意気は、時代は変わっても現代にも伝わるものではないかと思います。


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「身代金は誘拐です」ラスト1分で衝撃結末 「思考が停止した」「“熊守”浅香航大が怪しい」

ドラマ2026年1月23日

 勝地涼と瀧本美織がW主演が主演するドラマ「身代金は誘拐です」(読売テレビ・日本テレビ系)の第3話が、22日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、娘を誘拐された夫婦が「娘の命を救うために、他人の子どもを誘拐できるか?」とい … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第3回「決戦前夜」小一郎、藤吉郎、信長の関係を浮き彫りにした草履取りの逸話【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年1月22日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。1月18日に放送された第3回「決戦前夜」 … 続きを読む

「ラムネモンキー」「不思議な面白さと懐かしさと優しさとミステリーの混ざり方が秀逸」「記憶が曖昧だったり変化していたりという感覚が面白く描けている」

ドラマ2026年1月22日

 「ラムネモンキー」(フジテレビ系)の第2話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、かつての恩師の失踪事件の謎が3人の大人を再起動させる「1988青春回収ヒューマンコメディー」。反町隆史、大森南朋、津田健次郎主演。 … 続きを読む

鈴木愛理「社会問題について触れるような作品に携わるのは初めてだったので挑戦になると思いました」『ただいまって言える場所』【インタビュー】

映画2026年1月22日

 親元を離れられない「子ども部屋おばさん」の中学校教師と、優等生ながらも学校に通えない不登校の少女が、SNSでのつながりを通してそれぞれの居場所を探す姿を描いた『ただいまって言える場所』が1月23日から全国公開される。主人公の中学校教師・朝 … 続きを読む

「顔のない患者」主演の長谷川慎「全てに伏線が張られています」 樋口日奈、井上想良、曽田陵介との“日向ぼっこ”エピソードも披露

ドラマ2026年1月22日

 現在放送中のドラマ「顔のない患者-救うか、裁くか-」(カンテレ・フジテレビ系)出演者の囲み取材が21日、東京都内で行われ、長谷川慎(THE RAMPAGE)、井上想良、樋口日奈、曽田陵介が登場した。  本作は、主人公の医師・都築亮(長谷川 … 続きを読む

Willfriends

page top