【花燃ゆインタビュー】劇団ひとり 「一芸人が初代総理を演じていいのかとずいぶん悩みました」 松下村塾出身で、後に日本初の総理大臣になった伊藤利助(博文)役

2015年3月7日 / 08:54

 NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、貧しい農家の生まれながらも松下村塾で吉田松陰(伊勢谷友介)に師事し、明治維新後、日本初の総理大臣となった伊藤利助(後の博文)を演じている劇団ひとり。お笑い芸人だけでなく俳優としても活躍の場を広げ、発表した小説も話題を呼ぶなどマルチな才能を見せる劇団ひとりが、演技プランなどを語った。

 

伊藤利助(博文)役の劇団ひとり

-初登場シーンの撮影はいかがでしたか。

  率直に言って、おいしい登場シーンでした。派手でコミカルな、熱のあるシーンだったと思います。僕はせりふがあったんですけど、興奮のあまり大きなよだれが出てしまって、NGだと思っていたら、監督はOKをくれました(笑)。僕のパブリックイメージとそんなに懸け離れていないので、視聴者の方も違和感なく見られると思います。

-初めての大河ドラマですが。

 お話を頂いたときは正直ずいぶん悩みました。一芸人が初代総理を演じていいのかと。でもこの先の人生でこんな大役を頂けることはないだろうと思ってお受けしました。

-伊藤が総理になってからの演技プランはありますか。

 後半は格好をつけようと思っています。あの利助がここ(総理大臣)まで立派になられてという感じで見てもらえればと思います。ただ、(昔の)千円札に描かれていたような年齢まで演じるとしたら、あのコスプレをやるとちょっとコントになっちゃいますよね(笑)。

-松下村塾の雰囲気は?

 撮影の最初のころは知らない人ばかりでちょっと息苦しかったんですけど、今は自然に接しています。むしろ今はうるさいぐらいで、男子高校生的な雰囲気になってきています。

-井上真央さんはいかがですか。

 月9のドラマや映画『八日目の蝉』でも共演していますが、これまでは2、3枚壁がありました。でも、ようやく壁が1枚ぐらいになりました。その突破口は僕が差し入れで持ってきたフィナンシェなんです(笑)。井上さんも食べたことがあって意気投合しました。女子の心の扉を開けるのはスイーツなんだと明確に分かりました。

-お気に入りのシーンはありますか?

 伊藤は最初、ぼろぼろの格好で手あかもすごいんですが、ちょっとずつ少なくなってこぎれいになってきます。現場でも俳優もスタッフも誰一人気付いていなかったので、ぜひその辺りを見ていただきたい。自己満足でやっていてもしょうがないので。

-マルチな才能をお持ちですが

 そんなことないですが、やることを一つに絞れないのは悩みです。でもやりたいことがあるから、しょうがないです。ともかく常に創作物に関わってはいたいですね。


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