エンターテインメント・ウェブマガジン
NHK連続テレビ小説「花子とアン」のスピンオフドラマ「朝市の嫁さん」(10月18日放送)で、幼なじみのはな(=花子)(吉高由里子)を慕いながらも成就せず、40歳になって14歳も年下のちづ江(石橋杏奈)と結婚する朝市を演じた窪田正孝。
その誠実な人柄から「朝市にも幸せになってほしい」という視聴者からの声が急増。映画、ドラマと話題作への出演が続く窪田が、急きょ実現したスピンオフドラマに出演した思いを語る。
本当に現場が楽しくて優しい気持ちにさせてくれた作品でした。(終わって)寂しい気持ちはありますが、残っていく作品だと思います。笑えるシーンもつらいシーンも苦しいシーンもあって、そういうのがみんな詰まっていたなあと感じています。
まだ本編を撮影していた最初のころ、朝市は結婚しないと聞いていたので、はなに結婚の報告に行ったシーンがあったのには驚きました。それがさらにスピンオフドラマになり、朝市と嫁さんがメーンと知って、えっ?って。既に出来上がっているチームに後から入る石橋杏奈さんの方が相当なプレッシャーを感じていたんじゃないかと思います。でも石橋さんは、緊張していたとしてもそれを見せず、りんとした態度でお芝居をされていて、間近で見ていてすごくドキドキしました。
はな以外には好きだという気持ちを伝えることをしてこなかったので、すごく緊張もしました。でもとてもいい空気感でした。一番に好きだったのはもちろんはなだったけど、それを乗り越える人と出会えた。ハッピーに終われて良かったなと思っています。「花子とアン」の良いところは、笑えるところは本当に笑えるし、真剣なところは気持ちが入ってせりふの一つ一つにすごく魂が入るところなんです。スピンオフドラマでも同じで、ちゃんとみんながつながっていて、みんなが信頼し合っていて、スタッフさんも含めて、いいチームだなと感じていました。
そうですね、ちづ江がはなの家を訪ねて2人が向き合うシーンです。1年間朝市を演じてきた僕からすると、自分が大好きになった2人の女性が向かい合ったときに、2人の女優さんがどういうお芝居をするのかというのに興味がありました。はなとちづ江は似ている面もあるけど、はなの方が年上だから生きてきた経験が備わっていると思います。はなにすれば、ちづ江に若い時の自分を見ている感じなのかなと。
1年間見てくださって感謝しています。僕自身もこの作品と出会えたことに感謝していて、やっと朝市くんに春がやって来て、うれしいです。今回のスピンオフでは、また違った“花アン”というのを楽しんでもらいたいです。「朝市のお嫁さんが見たい」という視聴者の方からの声を頂いていたこともすごくうれしいですし、「花子とアン」の本編の時と同じように、また笑顔になってくれたらうれしいなって思います。本当にこれが最後なので、最後まで楽しんで見ていただきたいです。
ドラマ2021年2月27日
2月14日の放送スタート以来、好調な滑り出しを見せるNHKの大河ドラマ「青天を衝け」。幕末から昭和にかけ、最後の将軍・徳川慶喜に仕えた後、実業家として500を超える企業に携わった“日本資本主義の父”渋沢栄一の激動の生涯を描く物語だ。主演を … 続きを読む
ドラマ2021年2月27日
劇団EXILEの鈴木伸之が主演するドラマ「お茶にごす。」が、3月5日からAmazon Prime Videoで配信される。原作は『今日から俺は!!』などで知られる西森博之の同名コミック。中学最強の不良と恐れられ、“悪魔(デビル)まークン” … 続きを読む
舞台・ミュージカル2021年2月26日
2002年にフランスで発刊され、世界中でベストセラーとなった小説『ぼくの名前はズッキーニ』。孤独な少年ズッキーニが、厳しい現実の中でも、前向きに生きようとする姿を描いたこの小説は、アニメーション映画化され、アカデミー賞長編アニメーション部 … 続きを読む
ドラマ2021年2月25日
瀧本美織が主演するWOWOWオリジナルドラマ「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年のこと」(通称:であすす)が、WOWOWオンデマンドで2月26日(金)から配信、WOWOWプライムで3月26日(金) … 続きを読む
映画2021年2月25日
笑いの中にジェンダーの問題を鋭く描き込んだ2本の映画『MISS ミス・フランスになりたい!』と『ステージ・マザー』が、2月26日から同時に公開される。 まずは、『MISS ミス・フランスになりたい!』から。 ミス・フランスになることを … 続きを読む