舞台「なにわ侍 ハローTOKYO!!」囲み取材(14年2月5日)詳報

2014年2月5日 / 22:09

 

--そもそも4人だったわけですよね。この流れはどういう形で?

中間 もともと、カウントダウン(コンサート)で“ジャニーズWEST4”として発表されて、その後すぐに“4”はなくなって。語呂が悪いからということで。4人でいくということを言われて正直決心した部分はあったんですよ。でも年明けすぐに関西Jr.のコンサートがあって、そこで濱田とか流星とか神ちゃんを見ていて、やっぱりお互いを輝かせるのはこのグループしかないと思って、僕たちが社長に直談判したんです。それでジャニーさんも「YOUたちが本当にいいと思ってやるならそれは間違いないから。ただ、自分たちで言ったことに責任を持ってしっかりやりなさい」と言ってくださったので、社長にはとても感謝しています。

 桐山 そのままの言葉を舞台でやっていますからね。

重岡 舞台の内容も4人が3人を入れるという内容なので、最初にずっとリアルと似通っている部分があると言っていたんですけど。正直、僕らから直談判したところもあってジャニーさんにどう見えるかなと思っていたけど、昨日すごいお褒めの言葉を頂いて。

小瀧 大絶賛してくれたんです。

桐山 (声まねしながら)「もうYOU最高だよぉ」って。俺の楽屋に来て「YOUたち最高だよー」って、ずっと言ってた。

重岡 「君たち一人一人の個性が光ったいいグループだね」と言われたので、よかったですね。

桐山 記者会見があるたび、うちらは「デビューさせて、ジャニーさん」ってずっと言ってた。ありがとうジャニーさんやな。

 

--皆さんたちが自分で責任を重くしてしまったのではないですか?

重岡 多分、これからいろいろ荒波にもまれていくと思いますから、そのぐらいの強い気持ちがないといけないだろうなと思って。

桐山 俺さ、2014年になって一発目に神社に行ったの。おみくじしたの。まず、おみくじの番号が7番やった。で、書いていることが、“焦るな待てば必ずかなう”って。

濱田 俺と一緒。俺はカウントダウンの発表があってくそー!って悔しい思いがあって、その悔しい気持ちで引いたおみくじが大吉で、うそつくなや!と思ったの。そしたら、待てばかなうと書いてたんですよ。びっくりした。

中間 これは運命やね。

 

--何と言ってジャニーさんを説得したんですか?

桐山 僕たちは、このメンバーでやった方がパワーは大きくなると言ったし、いろいろ話したね。

重岡 もともと、このメンバーはずっと一緒にやってきましたから。関西Jr.時代から。なんで4人になったのかはいまいち分からないですが。

中間 多分、初代ジャニーズさんに掛けて4人だったんだと思いますが。でも、それを覆すようなことができるならそれで全然いいよと言ってくださって。

桐山 「メンバーが増えてパワーアップするならいいよ」と言ってくださった。やっぱ優しいよなと思った。ジャニーさん。

神山 ほんまに優しい。

重岡 ジャニーさん、お年玉もっとちょうだい!

小瀧 関係ないやん。

中間 でもこれから僕ら、ほんまに有名になって、ジャニーさんに絶対恩返ししたいです。

全員 絶対したいね。

 

--濱田くんも言っていたけど、藤井くんとかはショックだったわけですよね?

藤井 そうですね。コンサートもありましたけど、最初はリハーサル期間とかはやっぱり落ち込んでしまって。お客さんの前に立つときは笑顔でいないとと思って。まあ笑顔でいればいつかいい事が起きると思っていたら、形になったので。今はこの7人で立てていることがすごくうれしいです。

 

--メンバーの絆は感じましたか?

藤井 感じました。みんな連絡もくれたりして。励ましじゃないけど、普通にしゃべってくれたりして。そういうので心の助けにもなりましたし、すごくうれしかったです。

桐山 俺おまえ好きだわ。

小瀧 流星、意外としゃべれんねんな。

重岡 おまえがずっとしゃべってるからや。

桐山 メンバーにもそうだけど、やっぱり僕たちのファンの人にカウントダウンで発表できたときに恩返しできた人たちもいるけど、悲しい思いをさせてしまったのも事実。でもこれを見て分かってくれたらうれしい。言葉にできないんですけど、僕たちはファンの皆さんを絶対幸せにしたいと思っていますから。これを見て、言葉で伝えるのは難しいから、これからいろいろなところに出て、皆さんに僕たちが笑顔で頑張っているところを見てもらって感じてもらおうかなと思っています。

中間 もともと僕たちが関西Jr.にいたときも、僕たちは絶対皆さんをうれし泣きさせるからと。下積みも長くてつらい思いもさせていたので、必ずうれし泣きさせるからと言っていたけどまだできていないので、今日をきっかけに恩返しできたらいいなと思います。

 

--今日見ていて、本当に泣けましたよ。

桐山 本当に?

中間 よかった。

 

--神山くんもどうだったのかなと思いました。

神山 ……ん?

全員 聞いとけ!

 

--会見に(身が)入ってた?

神山 入ってました。

桐山 10分以上たったら寝るという癖があって。すみません。

中間 神山と重岡の部分は、だいたい神山がメーンで書いて。

 

--少し夢を諦めた部分もあったんですか?

神山 やっぱり諦め切れないところもあったんですけど、正直どうしようかなというのが一番強くて。おかんやお姉やったり家族にも気を使わせてしまった部分もあるので。今こうやって発表ができて、絶対応援してくれていた夢やから、それを今おかんに、デビューできるよって胸張って言いたいなと。

 

--どうぞ!

重岡&濱田 ……おかん! 見てる!?(同時に)

桐山 もう、YOUたち面白いよお(声まねしながら)。

重岡 (濱田とハイタッチして)絶好のチャンスやと思って。

濱田 「今や!」って(笑)

小瀧 俺リアルに泣きそうになったのに(若干瞳をうるませながら)。

桐山 みんなに言えることだよ、本当にそうだよ。

重岡 たくさんの人に支えてもらったというのはホンマにそうですから。舞台上でもメンバーが言ってましたけど、感謝の気持ちは忘れずに、グループというのは仲良しこよしだけじゃないので。それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)しながら、仲間であるしライバルであるし。そういう関係をいいバランスで保ちながら成長していきたいですね。

 

--本当に皆さん笑いを取ろうとしますよね。

重岡 最初はキャーキャーキャーキャー言われたくて入ってきたのに、いつの間にかキャーキャーより笑われたい、笑われたいという気持ちが強くなって。

桐山 ここ東京だよ? 考えようよ(わざとらしく言う)。

重岡 知ってます? あんまり染まり過ぎたら関ジャニ∞さんに怒られまっせ。

桐山 頑張っていきたいと思います。


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