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作間龍斗が主演するニッポン放送開局70周年記念公演「138億年未満」が11月23日から上演される。本作は若者の希望と挫折…青春の残酷なリアルを描く、福原充則氏による青春群像劇。高校卒業後、裏付けのない自信があり東京でも通用するはずだ…と希望を抱き上京したものの、現実とのギャップに押しつぶされていく主人公・小渕勲を作間が演じ、小渕の通う高校の同級生でダンサーになることを夢見るヒロイン・韮沢カスミを桜井日奈子が演じる。
本作が舞台初単独主演となる作間に、作品への意気込みや高校時代の思い出、自分自身の「才能」について思うことを聞いた。
作間龍斗【ヘアメーク:服部幸雄(メーキャップルームプラス)、スタイリスト:小林洋治郎】(C)エンタメOVO
これまで所属事務所が主催する舞台をやってきましたが、外部の舞台作品への出演は初めてですし、座長という大役に最初は不安な気持ちもありました。映像のお仕事で共演した先輩方が「舞台は勉強になる」「舞台で鍛えられた」とおっしゃるので、舞台に挑戦してみたい気持ちはすごくあって。キャストの皆さんも頼れる方々ですし、作品も面白いので、うまくお客さんに届けたいなという楽しみな気持ちもあります。
事務所の先輩や過去に共演してお世話になった先輩方の舞台を見に行って、それぞれの作品の雰囲気や空気感を体に入れる作業をしています。今年は舞台「未来少年コナン」などの作品を見に行かせていただきました。先輩方の作品を見に行くと、いろいろなお話を聞ける機会もあるので、とても勉強になります。
青春時代の渦中にいる登場人物たちの姿がリアルに描かれているなと思いました。物語の中で過去と現在を行き来するのですが、過去の自分を振り返ると見え方が変わったり、将来のことを考えると不安なこともあったり。それがとても分かりやすい構成で描かれているので、どの世代の方が見ても自分のことのように感じられる作品になっていると思いましたし、僕自身も過ぎ去っていく日々の時間を大切にしなくてはいけないなと考えながら読みました。
好きなことに熱中して、しっかりと夢を掲げて周りを巻き込む力を持っている少年です。僕自身は「これが僕の夢だぜ!」「皆、やろうぜ!」という熱い雰囲気は持っていないので、彼が持つ熱みたいなものに、どのように近づけていくのかが課題だと思います。何かを成し遂げなければとか、これをやれば周りを巻き込めるとか、内に秘めているものは自分と似ているので、そこを拡張していくところから役作りをしていこうと思っています。
舞台・ミュージカル2025年4月2日
田中圭を主演に迎え、若村麻由美、門脇麦、高畑淳子ら豪華共演者で贈る舞台「陽気な幽霊」が5月3日から開幕する。本作は、20世紀を代表する劇作家ノエル・カワードによるウェルメイド・コメディー。1945年にはデヴィッド・リーン監督により映画化も … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
3月31日から放送スタートしたNHKの連続テレビ小説「あんぱん」。『アンパンマン』を生み出したやなせたかしと妻・暢の夫婦をモデルに、何者でもなかった朝田のぶと柳井嵩(北村匠海)の2人が、数々の荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月1日
坂本昌行と増田貴久をはじめとした豪華キャストが出演するミュージカル「ホリデイ・イン」が4月1日から開幕する。本作は、1942年に公開された映画『Holiday Inn』(邦題『スウィング・ホテル』)をもとに舞台化されたミュージカル作品。「 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年3月29日
2024年5月にスタートした、吉田鋼太郎が芸術監督を務める【彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd】。待望の二作目となる「マクベス」が、藤原竜也を主演に迎え、5月8日から上演される。藤原に初めて挑む「マクベス」への思いや吉田とのクリエイトに … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年3月28日
「週刊少年ジャンプ」で2020年5月まで連載していた吾峠呼世晴による大ヒット漫画『鬼滅の刃』。2020年に初めて舞台化されて以降、シリーズを重ね、4月11日からはシリーズ5作目となる、舞台「鬼滅の刃」其ノ伍 襲撃 刀鍛冶の里が上演される。 … 続きを読む