エンターテインメント・ウェブマガジン
そうですね。B作さんはお稽古に合流なさったばかりなので、まだこれからではありますが、初日に一言発せられただけでお稽古場の雰囲気が変わってピリッとしたので、本当に来てくださってよかったなと感じました。
約1カ月、毎日同じ場所に通って、チームで作っていけるというところです。なかなか映像では1回立ち止まってみんなで悩んで、「どうする?」と話し合う時間が取れないことが多いと思います。それに、(スピーディーに進めるために)演出家や監督、プロデューサーなどの作品を引っ張っていく人が決定権を握っていることが比較的多いので、(舞台では)みんなでどうしようと考える時間を持てるということ自体が面白いのかなと思います。
画面を通したものではなく、“生”だということを伝えられると思います。お芝居に限らず、例えばコンサートや落語などでもそうですが、私自身も毎回、「実際に目の前で話しているんだ。実際の声を聞いているんだ。生で演奏されている音を聞いているんだ」ということを感じますし、この時間が過ぎ去ってしまったら全く同じものは2度とないんだという感動のようなものがあります。ですが、それほど難しく考えなくていいと私は思うんです。「あの人、意外と小さいんだ」とか、「テレビで見ていたあの俳優さんは、背が高いんだ」とか「テレビと違うね」でいいと思うんですよ。「実際に舞台で見た後に、テレビで見たらイメージが変わったな」でもいいです。そうしたことだけでも、何かが広がるような感じがしませんか? 知識といったら大げさですが、何か小さなことでも感じていただけたらと思います。
生ものなので、私も今はまだどうなるか分かりませんが、なるべくフレッシュな、おいしい“お刺身”をご提供したいと思っております。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「逃奔政走(とうほんせいそう)‐嘘つきは政治家のはじまり?‐」は、7月5日~16日に都内・三越劇場、7月20日~21日に京都劇場で上演。
ドラマ2026年9月26日
-劇中では、渡部篤郎さん演じる珠の父・清治が強烈な存在感を放っています。珠と清治の関係も物語の重要なカギになりそうですが、2人の関係をどのように捉えていますか。 実際のお父様は、宇野千代さんが「ドストエフスキーの小説に出てくる狂人のよ … 続きを読む
映画2026年9月25日
『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』(9月11日公開) ニューヨークの貧しい家庭に生まれたアフリカ系アメリカ人のアレン・ネルソン(ロドニー・ヒックス)は、貧困と差別から抜け出すため18歳で海兵隊に入隊する。1966年、ベトナム戦争 … 続きを読む
映画2026年9月24日
-クライマックスの「勧進帳」で、歴代の團十郎さんによる弁慶と富樫が重なって映るシーンも、三池監督の発案でしょうか。 團十郎 私からは何も言っていません。三池さんが一生懸命にお作りになって、ああいう形になってよかったと思います。父(十二代目) … 続きを読む
映画2026年9月18日
-お二人は今回が初共演だそうですが、そういう金田一と辰弥の関係をどのように作っていったのでしょうか。 松也 僕のクランクインが、ロケ地の岡山でちょうど奥さんや堀田(真由/森美也子役)さんと3人のシーンでしたので、初日の撮影が終わった後にみん … 続きを読む
映画2026年9月18日
有村 花春ちゃんは、その青さといい輝きといい、本当に今しかないものがしっかりと画面に映っていました。15歳の聡子ちゃんには、まだ名の知れぬ感情がいっぱいある。これからこの子はいろいろな感情を知って大人になっていく。今はそのスタートラインにい … 続きを読む