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もちろん皆さまに支えていただきました。今まで共演させていただいた方々も多かったです。浅野(忠信)さんとはバディをやったし、松ケンさん(松山ケンイチ)は幼なじみみたいな感じでしたし、通(桜田通)は同じ事務所でしたし、花ちゃん(杉咲花)とはずっと一緒でしたし、コヒさん(小日向文世)とは、つい最近まで舞台を一緒にやらせてもらったり…。だから、皆さんが僕のことを、こういう人間だというのをある程度分かってくださっていて、僕も「この方はこういう方だな」というのをある程度分かっていたので、関係を再構築することもなく、皆さんスムーズに現場に入られていたので、僕も楽しくいさせてもらいました。
佐藤浩市さんとは初めて共演させていただいたんですけど、すてきなお父さまだなと思いました。あるとき、浩市さんが動きを間違えてしまって、もう一度本番をやることになったんです。そのときに、とても大きな声で「すまんな神木、申し訳ない。もう1回付き合ってくれないか」とおっしゃったんです。あの佐藤浩市がですよ! かっこいいというか、めちゃくちゃ尊敬して、その時点で、僕はこの人に付いていくと思ったんです。そんなかっこいい大人、なかなかいないですよね。年とか立場とかは全く関係なく、申し訳ないと思ったら浩市さんは口にする方なんです。かっこいいですよね。すごく尊敬しています。
どちらかといえば、万太郎は振り回す方だとは思うんですけど。今までは周りがくせ者だらけで、それに振り回されるような役が多かったです。だから、僕が振り回されて大変そうになっている姿が面白いから見てみたいと思われているのかなと。いつも振り回されちゃうんですよね。振り回されるのが似合っているのかなって。この映画でも全員に振り回されていますから(笑)。
この映画を見て、元気を出してもらえたらいいなってすごく思います。頑張っている方々のために、少しでもお力になれるように、応援できたら。そして「明日からもちょっと頑張ってみようかな」、そんなことを思っていただけたら、僕らはそれで十分です。おめでたいやつを見て、「こいつばかだな」と思いながら、気楽に楽しんでいただけたらと思います。
(取材・文/田中雄二)
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