山本耕史、人生を変えたのは結婚と子ども「あのまま変わらないでいたら、死んでいたんじゃないかなと思います」【インタビュー】

2023年3月24日 / 13:00

-要らなかったものとは、虚勢だったり、プライドだったりということですか。

 もちろん、そうした内面的なものもありますが、単純に毎日外食して、毎日飲みに出ていたのがなくなったということです。妻は、あまりいろいろな交流を持たないタイプなので、自分とは全く違う生き方をしてきた人なんです。僕はお金もバーッとばらまいてしまう。もちろん、そうした過去が全部無駄だったとは思いません。ただ、今はもういいかなと。そうしたエネルギーや気持ちが今は全部家族に向かっている。気持ちが向く方向が変わりました。

-山本さんにとって、それだけ結婚が大きな出来事だったんですね。

 結婚をしたからといって変わらない人もいると思いますし、それが悪いことだとは思いませんよ。ただ、僕の場合はそうだっただけ。でも、あのまま変わらないでいたら、死んでいたんじゃないかなと思います。寝ないで、お酒を飲んで…よくあんな生活で生きていられたなと思います。

-では、もしそのプスのように、9つの命があったとしたらどうしますか。

 いくつかはそこで落とさなくてもいいという命の落とし方をするんでしょうね。「いいよいいよ、俺、9つあるから」と言って、人のために死んだりするんだろうなと思います。ただ、残りが少なくなったら使うところを厳選するようになり、最後の一つになったらやっぱりおびえるんだと思います。そう考えると、そこもまたプスとの共通点ですね。

(取材・文・写真/嶋田真己)

(C)2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

早乙女太一「“劇団朱雀”という新たなジャンルを作るような気持ちで」早乙女友貴「お祭りを楽しむような感覚で」豪華ゲストと共に3年ぶりの公演に挑む 劇団朱雀「OMIAKASHI」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月9日

-お話からは劇団朱雀が常に進化を続けている様子が窺えますが、大衆演劇の伝統を大切にしつつ新しい演目を作り上げていく上で、心掛けていることはなんでしょうか。 太一 僕が舞台を作る上で最も大切にしているのが、その点です。当初は、「これを変えてし … 続きを読む

岸井ゆきの「『死』をポジティブに捉えることで、人生を前向きに考えられる」患者の最期をみとる看護師役を通して芽生えた死生観「お別れホスピタル2」【インタビュー】

ドラマ2026年4月3日

-すごいですね。  それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第12回「小谷城の再会」豊臣兄弟の運命を左右する出会い【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年4月2日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(13)道真公左遷の地、太宰府天満宮で

舞台・ミュージカル2026年4月2日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。   ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む

南沙良 香港との合作映画で本格アクション初挑戦!「とても楽しかったです」『殺手#4(キラー・ナンバー4)』【インタビュー】

映画2026年4月2日

-本作が長編初監督となるリョン・コイイン監督の印象はいかがでしたか。  言語が異なるので、最初は監督の意図を把握するのも難しかったくらい、コミュニケーションに苦労しました。ただ、監督が日本語を熱心に勉強してくださって、撮影までの二カ月くらい … 続きを読む

page top