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NHKで放送中の大河ドラマ「どうする家康」。江戸幕府を開いた徳川家康の波乱の生涯を描く本作で、松本潤演じる主人公・松平元康(後の徳川家康)に大きな影響を与える存在が、織田信長だ。1月29日放送の第4回「清須でどうする!」では、ついに両者が再会を果たし、相撲を取るシーンも見られた。戦国のカリスマ・信長を演じるのは、大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)の主演も務めた岡田准一。信長役に懸ける意気込み、撮影の舞台裏を語ってくれた。
オファーをお受けしたときから、制作陣からは「長年、大河ドラマを愛してくださっているファンを大切にしながらも、家族で見られる新しい大河ドラマを作りたい、挑戦したい」という話を伺ってきました。僕自身も、時代劇の可能性や時代劇を演じていく意味、これまでの時代劇をどう超えていけるかを日々模索していますが、信長は破格の人物なので、“こんな時代劇があってもいいじゃないか”ということを、身をもって提案できる役柄だと思っています。
人気の戦国武将ですし、圧倒的な存在なので、演じる上でハードルの高さはあります。でも、今作ではあくまで“家康にとっての信長”というキャラクター。家康との関係性が軸にあるからこそ、人間味も見せていきたいですし、強さももろさも魅力も、家康がいるからこそ、より立体的に見えるキャラクターにできたらと思っています。
子どもの頃から、肉体的にも精神的にも家康にトラウマを植えつけるのが信長なので、その象徴的なシーンですよね。このシーンは、演出側から振り付けをお願いされたので、大河ドラマで動きを付けるなんて考えてもみませんでしたが、お引き受けしました。台本にも「総合格闘技のように」と書かれていて、新たなチャレンジという意味でも担当させていただきました。
子役の川口和空くんと松本潤くん、それぞれかなり特訓してもらいました。もちろん安全面には気を付けていましたが、特に川口くんに対して、あんなにハードな動きでいいのかということも不安に思っていて。でも、あのシーンが終わった後、川口くんは「アクションが楽しかった。アクションができる役者になりたい」と言ってくれたので、結果的には良かったなと思っています。少し教えるとすぐにできるようになって、成長スピードが早かったです。単に振りを入れるだけでなく、「動きに捉われ過ぎずに、感情が出るのを大切にしよう。そこはサポートするから」という話もしていましたが、それもよく理解して演じていました。一緒にやっていて、僕も楽しかったですね。
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