「どうする家康」本多忠勝役の山田裕貴「忠勝として殿に腹が立ってきた」 「あのシーンは自分でも涙するとは思っていなかった」

2023年1月23日 / 08:17

本多忠勝役の山田裕貴 (C)NHK

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」の第3話が22日、放送された。オンエア後、戦国最強武将の一人・本多忠勝を演じている山田裕貴の動画インタビューがドラマ公式サイトで公開された。

 第62作目の大河ドラマとなる本作は、徳川家康(松本)の生涯を新たな視点で描く。脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』などで知られる古沢良太氏が担当する。

 山田は、第1回で大高城から逃げ出した元康(松本)を忠勝が連れ戻すシーンについて、「『恥ずかしくないのか』と殿に言える男の子ってどういう人なんだろうというところから、忠勝の人物像を考えました。あそこに忠勝の全てが詰まっていたのだと思います」と振り返った。

 そして第2回、大樹寺で元康が切腹しようとするシーンについては、「特に忠勝の思いが分かるシーンでした。殿は決めきらないし、この武士の世で、何を優柔不断にナヨナヨしてるんだろうと。その姿を見ていると忠勝として腹が立ってくるんですよね。『俺の家系は家族代々、じいちゃんも父さんもおまえのことを守ってきたのに、何をしようとしてるんだ』っていう。だから(元康は)こんなところで終わっていい男じゃないし、『多くの人があなたに命を懸けているんだ』と。そこを分かってほしい思いでした」と、忠勝の思いを語った。

 その一方、「あのシーンは自分でも涙するとは思っていませんでした。思いを魂にどんどん背負い込んでいったら、結果的に自然と涙が出たという感覚です。せりふで書かれていることも、もちろん思っているんですけど、それだけではない何かがついてきた感じはあります」と撮影時の心境を振り返った。

 そして、「これからもさまざまなキャラクターが物語を盛り上げていきますし、もちろん戦国最強の武将・本多平八郎忠勝として、僕も盛り上げていけたらと思います。今後もぜひ、殿の“どうする”を見守ってください」とアピールした。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top