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仕事をしてるときですね(笑)。私は、出産を機に2年ほどお休みを頂いていたのですが、そのときに、改めてお芝居をすることが好きだと気付いたので、今はお仕事をしている時間が楽しくて仕方ありません。こうしてブランクがあっても働けるというのもすごくありがたいです。もちろん、それは家庭が楽しくないということではないですよ。それは全くの別物です。
そうなんです。働くことで、精神のバランスが取れて自分を保てるんだと思います。仕事ももちろん大変なことがたくさんありますが、子育てほど大変なことってないと気付きました。なので、私が今、一番尊敬できる方は専業主婦の方々です。
素直な気持ちでいうと、私は元カレに対して情が湧くことがないので、レオナルドに対して「好きだし、嫌い」という感情が生まれないと思います。なので、そもそもこの話にならない(笑)。ですが、レオナルドが新しく出会った男性だとすると、少し話は進むかもしれませんね。実際に、どちらの男性を選ぶかはそのときになってみないと分かりませんが、自分の思いを第一に考えて、そのときに選びたい道を選ぶと思います。なので、劇中で“花嫁”がいろいろなフラストレーションを抱えて、最終的にどうなってもいいやという気持ちで選択した道は理解できます。それは、単純に花婿が好きだから、レオナルドが好きだからというだけではなく、そのときに最善だと思う道を選んじゃないかなと思います。
見てくださる方によって感じ方も共感できるキャラクターも違うと思います。生演奏や殺陣、歌など見どころもたくさんあるので、ぜひ劇場で見ていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「血の婚礼」は、9月15日~10月2日に都内・Bunkamuraシアターコクーン、10月15日~16日に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。
公式サイト https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/
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