山本舞香「改めて、声優さんはすごいなと思いました」 映画『ブレット・トレイン』プリンス役ジョーイ・キングの吹き替えを担当【インタビュー】

2022年8月29日 / 07:00

-真田広之さんについては、どう思いましたか。

 アクション、特に刀のさばき方がすてきだなと思いました。刀を振るところも、しまうところもそうですが、やっぱり日本人だからできる所作にリアリティーがあると思いました。

-空手は黒帯だそうですが、もともとアクション映画は好きでしたか。

 大好きです。デビッド・リーチ監督の『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)は4、5回は見ています。なので、こういう形でアクション映画に関われたことがうれしかったです。いつか出演できたらいいと思いますが、まず英語を勉強しないと(笑)。でも、せりふがなくてもいいから、とにかくアクションがしたいです。できれば、亡くなったポール・ウォーカーと共演したかったです。

-この映画を見た感想を。

 とても面白かったです。ユーモアにあふれていて、テンポも早かったので、あっという間に時間が過ぎていくような感じでした。あとは、向こうの方々の表情の作り方は日本とは違うなと思いました。日本では成立しないような、ちょっとした目線の送り方やテンポが、向こうでは成立するんだなと改めて思いました。観客として見るのと仕事として見るのは違うので、普段とは違う感覚で見ていましたが、タンジェリン(アーロン・テイラー・ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)のやり取りが特に好きでした。

-最後に、観客に向けてアピールポイントをお願いします。

 ちょっと目をそらした隙に、話が進んでしまうので、目を離さずに集中して見てもらいたいと思います。親子愛や友情もしっかり描かれていて、ただのアクションではありません。私は、字幕と吹き替えの両方を見たのですが、どちらも面白かったです。先に字幕で見て、後から吹き替えで見て、せりふの違いを確かめたりするのもいいと思います。というか、2回見た方が、いろいろなことが分かって、面白さが増すと思います。そうそうたる声優さんたちが吹き替えをやっているので、そこも楽しんでもらえたらいいなと思います。おちゃめなブラピも見られますよ(笑)。

(取材・文・写真/田中雄二)

謎の女子学生プリンス役のジョーイ・キング

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

川口春奈、高杉真宙「自分や家族、周りの人たちを大事にしようと思うきっかけになったらうれしいです」『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む

木戸大聖「悲しいと思っていてもそれを表情に出せないのが難しかったです」『沖晴くんの涙を殺して』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。  シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む

小瀧望「ファンの皆さまの声に応え続けたい」 舞台「ロックンロール」では「僕たちの芝居とともに、当時のロックミュージックも楽しんで」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月30日

-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは?  それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む

佐津川愛美「酒井監督に惚れました(笑)」念願だった酒井麻衣監督との初タッグ『時給三〇〇円の死神』【インタビュー】

映画2026年9月30日

 10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

page top