【インタビュー】新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ~」土屋太鳳「目の前の人がうれしかったら、それだけで生きている価値がある、そういう思いが伝わる作品」

2022年1月7日 / 10:00

-ドラマのタイトルにちなみ、土屋さんにとって「音楽」はどんな存在ですか。

  「相棒」という感じです。役作りをするときも、この役はどういう音楽を聞いているかなということを考えて役作りをします。浦沢直樹さんが原作の舞台「プルートゥ PLUTO」という作品でAIの役を演じたときは、気持ちを作るときに、エリック・クラプトンさんの「ティアーズ・イン・ヘヴン」を聞いて和訳を調べて、原作を読みながら気持ちを作ったのを覚えています。この役のときはこの曲、というのがありますね。

-どんなときにどんな曲を聞きますか。

 悔しいときは、中島みゆきさんの「宙船」を聞いて「おまえの手で漕いでゆけ おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールを任せるな」という歌詞に「そうだよね!」と共感したり、力をもらっています。元気を出したいときやワクワクしたいときは、「のだめカンタービレ」のクラシックの曲を聞きます。クラシックだと歌詞がないので、せりふを覚えるときに使ったりもします。

 -本作を通じて、どんなことを伝えたいですか?

  今はコロナとか災害とか、事件や事故とか、いろいろなことで日常の中に悲しみや苦しさを抱えたままの人が多いと思うんです。その悲しさや苦しさが誰かと共感できていなかったり、共有できていなかったりすると、やっぱり人はつらいじゃないですか。そういう共感して乗り越えていく、乗り越えたいという思いがあふれている作品になっていると思います。監督と「自分の目の前の人がうれしかったら、それだけで生きている価値がある。誰かが少しでも心が動いてくれればいいよね」ということを話していたので、そういう思いが伝わったらいいなと思います。

 -最後に、2022年はどんな年にしたいですか。

  今年は旅行に行けるような年になったらいいなと思います。私はまだハワイに行ったことがないので、まずはハワイに行ってみたいです。

 (取材・文/小宮山あきの)

土屋太鳳(ヘアメーク/市岡愛、衣装協力/yee(杉崎製作所)、スタイリスト/津野真吾(impiger) )

  新春ドラマスペシャル「優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ~」は、7日午後8時からテレビ東京系で放送。
公式サイト https://www.tv-tokyo.co.jp/gentlemusic/

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

片山友希、MEGUMI「間違えても失敗しても、とにかく前に進み続けるということはお伝えできたかなと思います」『FUJIKO』【インタビュー】

映画2026年6月15日

-MEGUMIさんから見た彼女の演技はいかがでしたか。 MEGUMI 素晴らしかったです。今いろいろな方にこの映画を見ていただいているんですけど、ヨーロッパの方からも日本の方からも、「主演の片山さんが本当にすごいね」という声をたくさんいただ … 続きを読む

舞台「キングダムII ―継承―」三浦宏規・高野洸・山本千尋・山口祐一郎、「死力を尽くさなければいけない」作品に再び挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月12日

 累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第22回「播磨大誤算」戦国の世の難しさを印象付けた播磨攻略戦【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年6月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。小一郎と秀吉が播磨攻略に難渋する様子を描いた6月7 … 続きを読む

山本耕史、「RENT」に続き全編英語上演に挑む「ゼロからのスタートだけどやるしかない」 日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月11日

 山本耕史が、ゆりやんレトリィバァとブロードウェイで活躍するキャストとともに挑む、日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」が、8月19日から上演される。本作は、1997年に映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞を含む9部門にノミネー … 続きを読む

吹越満 俳優になった理由は「映画に出たかったから」昭和の文豪・谷崎潤一郎原作の『鍵』で主演【インタビュー】

映画2026年6月10日

-久しぶりの主演作を経験し、お芝居について改めて気づいたことはありますか。  今後は、今までとは違うお芝居のアプローチに挑戦していってもいいのかな、と考えるきっかけになった気がします。現場で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」とい … 続きを読む

page top