【インタビュー】『聖地X』岡田将生「『入江監督の手のひらの上で踊らされていた』というぐらい、いい意味でだまされていた感じ」 川口春奈「想像より遥かにすごいものが出来上がった、と驚きました」オール韓国ロケの異色作に手応え

2021年11月18日 / 07:03

-撮影は2019年に行われたそうですが、映画の場合、撮影から公開までに時間がかかることは珍しくありません。ただ、今回はコロナ禍という前例のない困難な状況を乗り越えた上での公開となります。公開を控えた今の気持ちをお聞かせください。

岡田 なかなか公開時期が決まらず、モヤモヤする時間もあったんですが、公開されずに終わってしまう作品もある中で、こうして公開を迎えられたことが、本当にうれしいです。皆さんに見てもらうことで、ようやく作品が完成するわけですから。

川口 もどかしい部分もありましたが、撮影して、みんなでプロモーションして、公開して、お客さんに見てもらって、ということが、どれだけすごいことだったのかと、気付かせてくれる期間でもありました。仕事に対する自分のスタンスみたいなものも、必然的に考えさせられましたし。時間はかかりましたが、公開することができて、皆さんの前で舞台あいさつができることが、本当にうれしいです。

(取材・文・写真/井上健一)

(C)2021「聖地X」製作委員会

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