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「あずみ」でも殺陣は経験したので、どこかで大丈夫なんじゃないかという気持ちがあったんですが、そのときの殺陣とは全く違ってすごく難しいです。刀の持ち方から違うので、2週間かけてやっと慣れてきたところです。もちろん、久しぶりの舞台ということもあって、体力的にも不安はあったんですが、お稽古前にみんなで体幹トレーニングを行っていることもあり、(体力は)すぐに戻ったのでよかったです。
視野が広がって、気持ちに余裕が持てるようになったし、考え方も変わってきたと思います。これまでは、仕事に対しても、どこか切羽詰まっているところがあったのですが、今は、「生きていれば何とかなるか!」と思えるようになりました。もともと、私はすごくマイナス思考だったんです。妊娠中は、家族にも悩みを言えず、人とも関わらないでいたのですが、出産し、自分よりも大切な存在に出会えたことで、私自身も変われたんだと思います。今、自分がつらいと思っても、それは一瞬だけだと思うようになって、前向きになったというか…、あまり深く考えなくなりました。子どもは私の不安や悩みやネガティブな感情を感じ取ってしまうと思います。なので、子どもに心配されてしまうようなことはしてはいけない、明るくいようと思えるようになりました。
お休みしている期間、舞台のお仕事やりたいな、またいつか舞台に立ちたいな、という気持ちがずっとあったので、これからも舞台を続けていけたらいいなと思っています。
本作の台本を初めて読んだとき、涙が止まりませんでした。誰もが生きることに意味があるんだ、生きてはいけない人なんていないんだということをすごく感じることができる作品だと思います。きっと見にきてくださる皆さんもそう感じていただけると思っています。ぜひ、楽しみにしていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
舞台「修羅雪姫」は、11月19日~21日に、都内・CBGKシブゲキ!!で上演。
公式サイト http://www.rup.co.jp/
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