エンターテインメント・ウェブマガジン
今回、政治を扱うとなったときに、形としてはホラーかコメディーだなと思いました。でも、自分にはホラーは難しいと思ったので、コメディーにしましたが、候補者が主人公で、意地悪をする嫌な議員が出てきて、最後は候補者が街宣車で熱い演説をして、民衆が拍手をして…みたいなものではないなと。風刺的なやり方をするのであれば、体制側というか、中にいる人間の側から描いた方が皮肉になると感じましたし、物語としても面白くなると思いました。
題材が題材なので、政治的要素とエンタメのバランスが結構難しくて悩みました。それと、あまり政治に興味がない人にも見てもらいたいと考えたので、なるべく敷居は下げようと心掛けていました。見ていただけたら、何かしら感じるところはあると思うので、まずは一本の映画として楽しんでいただければと思います。
いろいろとあったオリンピックの裏側を撮れたらと思っています。
(取材・文・写真/田中雄二)
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