【インタビュー】ドラマ「東京、愛だの、恋だの」主演・松本まりか「うまくいかなくてつらくても、愛や恋に悩む人生の方が楽しい」

2021年10月9日 / 12:05

-恋人役の梶裕貴さんの印象は?

 梶くんとは、10年前ぐらい前からいろいろな作品ご一緒しているのですが、役者としては初共演でした。5年前頃から、彼は「僕は声優以外に、映像で役者としてもやってみたいんだ」と言っていて、「いつか共演したいね」と話していたので、今回、恋人同士の役で共演できて、すごく縁を感じました。

-かえと、友達以上、恋人未満という役どころの毎熊克哉さんの印象は?

 毎熊さんとは、共演したドラマ「妖怪シェアハウス」の現場で、妖怪としてずっと会っていたので、人間の舞熊さんを見たときは、どうしたらいいのか分からなかったです(笑)。初めてのラブシーンというわけではないのに、毎熊さんとの撮影時は、すごく仲がいい撮影現場だった分、恥ずかしくなってしまって、1人で笑い転げてしまいました。そのことを謝りたいです(笑)。

-最後に、視聴者にメッセージをお願いします。

 大人になっても、愛だの恋だので、悩んだり、楽しんだり、ウキッとしたり、ワクワクしたり、そういう、東京で生きる人たちの姿がチャーミングに描かれています。ドラマを見た皆さんが、劇中のエピソードに共感したり、クスッと笑ったり、皆さんの抱える心の傷が少し癒えたりしたらうれしいです。

(取材・嶋田真己/文・小宮山あきの)

(C)Paravi

 Paraviオリジナルドラマ「東京、愛だの、恋だの」は、Paraviで配信中。毎週土曜12時~各話配信
予定。

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

前田旺志郎「世の中に関心を持つ大切さに気付いた」窪塚愛流「止まっていた時間が動き出した」初共演の2人が福島原発事故を題材にした映画で感じたこと『こんな事があった』【インタビュー】

映画2025年9月16日

-お芝居に悩んだり、難しさを感じたりすることはありませんでしたか。 前田 たくさんあります。でもその都度、松井監督と相談しながら進めていきました。迷ったときは、松井監督を信じればいい、という信頼関係が出来上がっていたので。 窪塚 松井監督は … 続きを読む

グイ・ルンメイ、真利子哲也監督「お互いが思い合うからこそすれ違う。でもそこには愛があるという家族の形を描きたかった」『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』【インタビュー】

映画2025年9月12日

-ルンメイさん、夫・賢治役の西島秀俊さんの印象はいかがでしたか。 ルンメイ 今回西島さんと一緒にお仕事ができたことはとても光栄でした。西島さんは経験豊かな方なので、私は現場でとても安心して演技をすることができました。西島さんがいろんなエネル … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(3)無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力

舞台・ミュージカル2025年9月12日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼無鉄砲小僧、恐れを知らぬ行動力 … 続きを読む

北村匠海 連続テレビ小説「あんぱん」は「とても大きな財産になりました」【インタビュー】

ドラマ2025年9月12日

-小学生の頃、絵画教室に通われていたそうですが、演じる上で役立った部分はありますか。  僕は子どもの頃から、絵画教室に通ったり、自宅では粘土で架空のモンスターを作ったりしていました。そういう創作を楽しむ部分は、嵩に通じるものがありました。前 … 続きを読む

中山優馬「僕にとっての“希望”」 舞台「大誘拐」~四人で大スペクタクル~の再始動で見せるきらめき【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年9月11日

-なるほど。そうして前に進んだ先に、どんな未来をイメージしていますか。  先のことはあまり考えていないです。友達たちが家を建てたり、子どもが生まれたりしているのを見ると、そうした未来を自分が持ったらどうなるんだろうなと考えることはありますが … 続きを読む

Willfriends

page top