「一橋家臣編」スタート!「これから、栄一の人生のステージは目まぐるしく変わっていきます」黒崎博(チーフ演出)【「青天を衝け」インタビュー】

2021年5月8日 / 15:44

-江戸幕府崩壊後も、家康は登場するのでしょうか。

 最初に「家康を出そう」と提案したのは脚本家の大森さんですが、この先どうするかは、大森さんも含め、みんなで考えているところです。

-どういうことでしょうか。

 最初は、江戸幕府を開いた人なので、江戸時代を俯瞰してもらって…と考えていたんです。でも、北大路さんご自身も、劇中の家康さん自身も、次第にそういう立場を超え、誰かが矛盾したことを言っていると腹を立てるなど、感情が出てくるようになり、いつの間にか物語を見守る人になってきている気がします。となると、江戸幕府が終わったら出る理由がないのかというと、そんなことはないのかもしれない…と。僕としては、ぜひ栄一を最後まで見守ってほしいと思っています。ただ、それはとても難しく、「どうしたらいんだろう?」と頭を痛めているところです(笑)。

-最後に、今後の見どころを。

 栄一は、間もなく徳川慶喜(草なぎ剛)と出会い、生涯、深い友情で結ばれて行くことになります。かたや農民出身の栄一と、かたや将軍にもなろうかという地位にある慶喜。まったく縁のないこの2人が、どんなふうに出会うのか。まずはそれを楽しんでいただければ。その後も、栄一の人生のステージは目まぐるしく変わっていきます。その驚くべき人生の物語を、ぜひお楽しみください。

(取材・文/井上健一)

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「豊臣兄弟!」第16回「覚悟の比叡山」“守られる側”の農民から“守る側”の侍になった小一郎と藤吉郎の覚悟【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年4月28日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=木下小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=木下藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。4月26日に放送された第16回「 … 続きを読む

ゆうちゃみ「るり子が現実にいたらめっちゃ親友になれそうやなっていう感じでした」『アギトー超能力戦争ー』【インタビュー】

映画2026年4月28日

-アクションシーンは大変でしたか。  アクションを全くやってこなかったんで、それこそスーツアクターの方にいろいろ聞いたりとか、仮面ライダーG6やったらどういう動きをするのかをすり合わせてやらしてもらいました。だからほんまにスーツアクターの方 … 続きを読む

千葉雄大、「映像の人」「舞台の人」という「垣根をなくしたい」 友近と挑む二人芝居・リーディングドラマ「老害の人」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。  物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む

小手伸也、「映像ではテンションの7割しか出していない」 リミッターを解除して臨む舞台初主演作「コテンペスト」

舞台・ミュージカル2026年4月25日

 小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。  本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む

【映画コラム】4月後半公開の映画から『人はなぜラブレターを書くのか』『今日からぼくが村の映画館』『ソング・サング・ブルー』

映画2026年4月24日

『今日からぼくが村の映画館』(4月17日公開)  南米ペルー、アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、風が運んできた新聞の映画広告を手にする。導かれるままにたどり着いた移動映画館で初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了され … 続きを読む

page top