【インタビュー】ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」黒羽麻璃央「舞台上で自分が芝居をして目の前のお客さまに何かを伝えている瞬間が一番好き」

2021年4月27日 / 08:00

-この1年間、舞台業界は新型コロナの影響を大きく受けています。この作品も、引き続き、コロナ禍での上演になると思いますが、それについてはいかがですか。

 無事に初日の幕が開いて、千秋楽に幕を下ろすことができるというのは当たり前じゃないとつくづく感じた1年でした。今回も、完走できることは決して簡単なことではないと思いますが、できることを行って、完走することを目標にしたいと思います。僕自身、コロナに感染して入院しました。病気自体は病院でしっかりと治療していただいて元気になりましたが、心のケアという意味ではエンタメの力をすごく感じました。ドラマや映画、バラエティーを見ることで楽しい気持ちになって、心が回復していくのを実感したんです。改めて、エンタメは見ている人を救い、活力になるんだと思いましたし、僕はそういうすてきな仕事をしているんだと再確認できたので、その思いを忘れずにお芝居をしていけたらと思っております。

-最後に、本作への意気込みを。

 この作品は、愛と死が大きなテーマです。今は、愛が足りない時代だと思うので、この時代にぴったりな作品だと思います。これまでたくさんの先輩方がつないできたバトンを、この令和の時代に僕たちが引き受けて新しいロミジュリを作っていきます。ぜひ、お楽しみに。

(取材・文・写真/嶋田真己)

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」 (C)岡本隆史

 ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」は、5月21日~6月13日に都内・TBS赤坂ACTシアターほか、大阪、愛知で上演。

公式サイト www.rj-2021.com

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

川口春奈、高杉真宙「自分や家族、周りの人たちを大事にしようと思うきっかけになったらうれしいです」『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む

木戸大聖「悲しいと思っていてもそれを表情に出せないのが難しかったです」『沖晴くんの涙を殺して』【インタビュー】

映画2026年10月1日

-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。  シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む

小瀧望「ファンの皆さまの声に応え続けたい」 舞台「ロックンロール」では「僕たちの芝居とともに、当時のロックミュージックも楽しんで」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月30日

-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは?  それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む

佐津川愛美「酒井監督に惚れました(笑)」念願だった酒井麻衣監督との初タッグ『時給三〇〇円の死神』【インタビュー】

映画2026年9月30日

 10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

page top