エンターテインメント・ウェブマガジン
浜野 ジョーは早口なのでとても難しかったです。英語の情報量の多さはすごいな、あんなに早口でしゃべる日本人はいないよな、と思いました(笑)。でも、何とか頑張って演じました。それが勉強になったし、面白かったです。また、22番とのわちゃわちゃした感じが最高に面白かったです。
川栄 難しかったのは、声のトーンでした。「もっとかわいらしく」とか言っていただいたのですが、それがとても難しくて。22番の憎たらしいところと、かわいらしいところをミックスした感じを出すのがとても難しいと思いました。楽しかったのは、アフレコ中に、とてもおいしいあめを頂いたので、「おいしい」というせりふが正直に言えました(笑)。
浜野 『ソウルフル・ワールド』とはちょっと違う感じですが、『2分の1の魔法』(20)はすごかったです。戦いのシーンなどはダイナミックなのに、最後に泣かせるという…。圧倒されました。
川栄 『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)です。最近また見たら、子どもの時とは考え方や見方が違うので、改めて深くていいお話だなあと思いました。例えば、『ソウルフル・ワールド』を今の子どもが見て、5年後や10年後にもう一度見たら、また違った観点から見られると思います。
浜野 ソウルや生まれる前の世界の話みたいなことを聞いて、身構えがちになるとは思いますが、映画の中に散見する音や、ニューヨークの街並み、黒人コミュニティーの温かさ、かっこいい音楽といった断片を、全身に浴びて楽しんでいただければと思います。
川栄 22番の「人生ってそんなに大切なものなの?」というせりふがありますが、今、コロナ禍で皆さんのテンションが下がって、きらめきも見付けにくい中で、この映画を見たら、「みんな悩みを持っているんだ」「一人じゃないんだ」と感じて、「自分も頑張ろう、日々を大切に生きよう」と思えるのではないでしょうか。
(取材・文/田中雄二)
ドラマ2025年4月4日
-なるほど。 でも、同一性というのは非常に厄介で、これは本当に同じ人なのかという疑問を持つわけです。本当は同一人物じゃないけど、それをメタファーとして見せているだけなのかもしれないし、もっと高尚に考えれば、その存在自体が本当にいるのかどう … 続きを読む
映画2025年4月4日
『アンジェントルメン』(4月4日公開) 第2次世界大戦下、イギリスはナチスの猛攻により窮地に追い込まれていた。特殊作戦執行部に呼び出されたガス少佐(ヘンリー・カビル)は、ガビンズ“M”少将とその部下のイアン・フレミングから、「英国軍にもナ … 続きを読む
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む