【インタビュー】舞台「ナナマル サンバツ」第3弾 乃木坂46・鈴木絢音&弓木奈於「脚本なしのガチクイズバトル」に挑戦!「時事ニュースを勉強して頑張ります」

2021年1月1日 / 08:00

 杉基イクラ原作の青春漫画『ナナマル サンバツ』の舞台化シリーズ第3弾「ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE O(オー)」が、2021年1月6日から上演される。本作は、高校生の競技クイズを題材とした熱血スポ根ストーリー。劇団「ヨーロッパ企画」とのコラボで実現した、毎ステージ、クイズ内容が変わる「脚本なしのガチクイズバトル」も盛りこみ、競技クイズの臨場感を体感できる作品となっている。今回、シリーズ3作目の出演となり、ヒロイン深見真理を演じる乃木坂46の鈴木絢音と、本作が舞台初出演となり、女優志望のお嬢さま・ヨシコを演じる弓木奈於に、本作の見どころや、お互いの印象などを聞いた。

ヨシコ役の弓木奈於(左)と深見真理役の鈴木絢音

-鈴木さんはシリーズ3回目の出演、 弓木さんは初舞台となりますが、最初に出演が決まったときの気持ちを聞かせてください。

鈴木 シリーズ物の作品に出させていただいたことがなかったので、第3弾も出演させていただけることが、とてもうれしかったです。

弓木 最初に電話で「話がある」と言われたときは、怒られるんじゃないかって身構えていたのですが、うれしい報告だったので、思わず自宅のベッドに膝をついて喜びました。うれしかった半面、初めてのことばかりで不安も押し寄せてきました。

-お互いの印象は?

弓木 私はずっとテレビで拝見していて、かわいくて賢い方だなと思っていました。実際にお会いしたらとても優しくて、本当に頼りになるので、ありがたいなと思っています。

鈴木 おしとやかな印象があって、京都出身と聞いて納得しました。しっかりしているけれど抜けている部分もあって、天然でかわいいです。

-弓木さんの出身地・京都を拠点に活動している劇団「ヨーロッパ企画」とのコラボ作品になりますが、「ヨーロッパ企画」の印象は?

鈴木 私は、本作の第1弾が乃木坂46のメンバー以外とさせていただく初舞台だったので、殻に閉じこもってしまっていたのですが、温かく包み込んでくれる雰囲気で、殻を破ることができたので、この作品で良かったなと思いました。

弓木 京都にこんなに面白くてユーモアたっぷりな方がいらっしゃるんだってびっくりしました。演劇に触れた経験があまりない私ですが、今回参加させていただけて、ありがたい気持ちでいっぱいです。

-弓木さんは、前作を見た感想はいかがでしたか。

弓木 すごく楽しい舞台で、私もクイズの早押しボタンを押してみたいなと思いました。お客さんと一緒に作っていく舞台で、役者さんの動きもすごく面白くて、生だからこそできるユーモアがあるなと思いました。

-改めて、お二人が演じる役柄と、ご自身との共通点を教えてください。

鈴木 私は、天真らんまんでクイズが大好きな、クイズ舞台のザ・ヒロインみたいな女の子です。好きなことに熱中する熱量が自分と一緒だなと思います。

弓木 私は、お金持ちのお嬢さまで、女優志望の女子高生です。私自身はお嬢さまじゃないので、全然一緒じゃないかな(笑)。演じながら共通点を見付けていきたいです。

-今回も毎ステージ、クイズ内容が変わる「脚本なしのガチクイズバトル」がありますが、心境は?

鈴木 クイズバトルはすごく楽しいです。アドリブでいろいろ言うこともあるのですが、クイズの場面が芝居にすごく生きてくるので、ガチバトルがあるからこそ、台本がある部分の臨場感が生まれるんだなと思います。

-弓木さんはクイズバトル初挑戦ですが、自信のほどは?

弓木 私は、クイズ番組が好きでよく見ているので、やる前は「私はできる!」って根拠のない自信があったのですが、この間、共演者の皆さんと生配信でクイズに挑戦する企画があって、まさかの最下位でした。こんなにできないものかと思って…。ちゃんと勉強しなきゃいけないなって思います。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

小池栄子、45歳を目前に控えて見据える未来「小池栄子が出ているから見てみようかなと思ってもらえる存在でいたい」 劇団☆新感線「爆烈忠臣蔵〜桜吹雪 THUNDERSTRUCK」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年9月3日

 映画『八日目の蟬』で第35回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、第85回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞などを獲得、2016年には舞台「グッドバイ」で読売演劇大賞最優秀女優賞に輝くなど、高い演技力で見るものを魅了する小池栄子。9月19日から開 … 続きを読む

間宮祥太朗「周囲に合わせようとせず、自分のペースを保つことを考えていた」“自分らしさ”の大切さを描くアニメ映画に声の出演『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』【インタビュー】

映画2025年9月2日

 ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』を日本で初めてアニメーション映画化した『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』が8月29日から全国公開中だ。  「自分らしさ」を出せず、就職活動に悩む大学生・安曇野りせ … 続きを読む

【映画コラム】夏の日の少年たちが頑張る映画『ベスト・キッド:レジェンズ』『蔵のある街』『海辺へ行く道』

映画2025年9月1日

『ベスト・キッド:レジェンズ』(8月29日公開)  北京でミスター・ハン(ジャッキー・チェン)からカンフーの指導を受けていた高校生のリー(ベン・ウォン)は、暴漢に兄を殺され母と共にニューヨークに移住する。  だがリーは、周囲やクラスメイトと … 続きを読む

新浜レオン「大きな夢がかないました」念願だった大河ドラマ初出演【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年8月31日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」。“江戸のメディア王”と呼ばれた“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜流星)の波乱万丈の生涯を描く物語は、快調に進行中。8月31日放送の第33回「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく … 続きを読む

水上恒司、池田千尋監督「人間の心が一番の謎。その謎を一緒に楽しんでもらえたらと思います」『九龍ジェネリックロマンス』【インタビュー】

映画2025年8月29日

 九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子(吉岡里帆)は、先輩社員の工藤発(水上恒司)に恋をしている。そんな中、令子は工藤の恋人と間違われ、しかも令子が見つけた写真に写っていた工藤の婚約者は自分とうり二つだった…。TVアニメ化もされた眉月じゅんの人 … 続きを読む

Willfriends

page top