エンターテインメント・ウェブマガジン
高橋 時代に配慮して、刺激の強い描写は控えめですが、それでも敵味方入り乱れて、すごいことになっています。彼の息子の(中村)福之助くんや福士(誠治)くんをはじめ、皆さんがものすごく頑張って。テレビドラマで、よくあそこまでできたな…と。どこか血が騒ぐものがありましたし、最後の彼の芝居もやっぱりうまいなぁ…と。
芝翫 私はみそ蔵で敵が来るのを待つ役なので、立ち回りの現場はほとんど見ていなかったんですが、出来上がった作品を見て泣きました。過去の映画でも「空前の立ち回り」などと言われていましたが、あの場面は、せりふの代わりに立ち回りでいろんなものを表現しているわけです。だから、味方が刺される場面では、自分の肉体が刺されたような思いになりましたし、思い出すと今も胸が熱くなります。
高橋 やはり「理不尽を討つ」ということに尽きるんじゃないでしょうか。世の中には理不尽なことが多く、大抵のことは許容したり、陰口を言ったりしながら、みんな何とかやり過ごしているわけです。だけど、人の命に関することは、そういうわけにはいかない。それだけは絶対に間違いだということを描いている。一番の魅力は、そこじゃないでしょうか。
芝翫 最初の千恵蔵先生の作品と、最近の作品と、またこの令和の世に生まれた「十三人の刺客」を、それぞれ皆さんがどうご覧になるのか、ぜひ伺ってみたいです。
(取材・文・写真/井上健一)
映画2026年6月30日
-「愛か呪いか」が、この映画のキャッチコピーになっていますが、それについて、演じながらどのように感じましたか。 本当にその通りだと思います。愛とか呪いとか、一応名前は付いていますけど、それって、立体造形にしたら同じものができる可能性がある … 続きを読む
映画2026年6月29日
-劇中では、麗司や颯真が人や作品との出会いを経て成長していく姿が描かれています。俳優として数々の出会いを経験してきた塩野さんにとって、最近ではNHKの大河ドラマ「光る君へ」(24)への出演も大きな出会いだったと思います。放送から2年がたち、 … 続きを読む
ドラマ2026年6月29日
-これからの暑い季節の撮影で大変なことも多いと思いますが、暑い中での撮影で心がけていることはありますか。 横山 10年前にも同じスタッフさんと一緒にドラマを作ったのですが、そのときはスーツで。それもめちゃくちゃ大変だったんですが、今回は … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年6月27日
藤井流星が主演を務める舞台、ROLL⦅CAKE⦆TIMEが7月6日から上演される。本作は、藤井が脚本・演出の西田征史と2020年のドラマ&舞台「正しいロックバンドの作り方」以来6年ぶりにタッグを組む、完全オリジナルのハートフルサスペンスコ … 続きを読む
映画2026年6月26日
「スリラー」以降のマイケルのMVのキャリアは、「映画監督と組んで映像表現の限界を押し広げた歴史」そのものだった。 「今夜はビート・イット」(83)の監督はボブ・ジラルディ。本物のギャングたちが撮影に参加し、『ウエスト・サイド物語』(61 … 続きを読む