【2.5次元】『ヒプステ』第3弾、天国獄役・青柳塁斗インタビュー「エネルギーチャージができる場にしたい」

2020年9月12日 / 12:00

 「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-」(以下、ヒプステ)が、10月2日に都内のTOKYO DOME CITY HALLで開幕する。本作の原作は、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」。第3弾には、荒牧慶彦、里中将道、東山義久、廣野凌大、加藤大悟、青柳塁斗らが出演し、ラップバトルで会場を盛り上げる。今回は、「ナゴヤ・ディビジョン“Bad Ass Temple”」で天国獄を演じる青柳塁斗に、公演への意気込みを聞いた。

天国獄役の青柳塁斗

-青柳さんは初めてのヒプステ出演になりますが、出演が決まったときの気持ちをお聞かせください。

 演出を手掛ける植木豪さんは、僕が兄と慕っている事務所の先輩なので、オーディションでは、すごく踊れる方がいたり、ラップをやっている方がいたり、たくさんのプロが集まっていたので、僕はできることをひたすらやろうと思いながら臨みました。

-天国獄にはどのような印象を抱きましたか。

 一言で表すなら、「ダンディ」「ワイルド」でしょうか。廣野凌大くん演じる波羅夷空却、加藤大悟くん演じる四十物十四を見守る、影のリーダーといった印象を受けました。僕は今年30歳になったのですが、獄は僕よりも5歳年上。なので、僕の中では、「この年齢の役をやるんだ」という驚きもありました。僕は獄のようにワイルドではないので(笑)、5年後には獄のようになりたいなと思います。

-共演する廣野さん、加藤さんとは、もう会いましたか。

 はい、レコーディングや撮影を通して3度お会いしました。もう、グループLINEを作っているぐらい仲がいいです。3人で、「この曲かっこいいよね!」といったヒプステに関する話から、「好きなアーティストを教えて!」といった趣味の話をしています。

-それぞれの印象を教えてください。

 加藤くんは、とにかくかわいいです。年齢は10歳ぐらい離れているのですが、積極的に話し掛けてくれるので、ありがたいなと思っています。廣野くんは「これまでも一緒にいたのかな?」と感じるぐらい(笑)、年も少し離れているけれど、緊張せずに話せました。3人のバランスがいいので、もうすでにキャラクターと同じような感じです。

-チーム最年長になりますが、どのようにまとめていきたいですか。

 まとめるという意識はあまりないです。この3人なら、自然と「チーム」になっていくのだろうと思います。見せ方と楽曲については、クオリティーを上げられるよう、一緒に考えながら、今のバランスを崩さない程度に、手を取り合っていきたいです。

-では、植木さんについて聞かせてください。植木さんとは事務所の先輩・後輩という関係ですが、どのような印象がありますか。

 とにかく「天才」だと思います。子どもの頃から追いかけてきた背中ですし、憧れです。豪さんは、常に練習していて、努力家で、頭の中が芸術そのもの。いつも刺激をもらっています。追いつこうとしても、絶対に追いつけない存在だと分かった上で、学んでいきたいです。

-これまで役者として共演したことはありますが、演出家としては初めてですね。違いはあると思いますか。

 まだ稽古が始まっていないのでなんとも言えないのですが、「一緒にやる」と言うよりも、違った戦い方をする感覚を抱くと思います。稽古場でお会いできるのが楽しみです。

-新型コロナウイルスの影響で、演劇の形が変わりつつあります。それはヒプステも同じだと思うのですが、その中で、どのように届けたいと思いますか。

 あらゆる舞台が中止に追い込まれて、僕自身も、ヒプステが2020年初めての舞台になると思います。演劇の魅力は「生」。なので、実際に劇場に足を運んでいただきたい気持ちもありますが、配信もありますし、新しい舞台の見せ方を追求したいです。エンターテインメントはたくさんの人の力になると思っているので、皆さんの気持ちを前向きにできるように、僕も少しでも尽力したいです。コール&レスポンスがなくても手拍子などで盛り上げていただけたらと思います。

-ところで、青柳さんは今年30歳になりましたが、これまでの役者人生を振り返ってみて、いかがですか。

 とにかく早かったです。「もう30歳なんだ!」と驚きました。小学生のときの担任の先生が30歳だったと思うと、働いて、生徒に教えて…って、僕ならできないなって(笑)。芸能活動を始めたのは小学生の頃なのですが、自分自身、成長しているのかどうか疑ってしまうぐらい、考え方はあまり変わっていないです。想像していたよりも、30歳になっても自分は子どもです。大人だなという実感を大切にしながらも、同時にいつまでも少年でありたいな、と思います。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

山崎育三郎「一番、自分に近い存在」 ミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が伝える「解釈力」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月31日

 山崎育三郎が主演するミュージカル「ファインディング・ネバーランド」が2027年1月8日から上演される。本作は、ジョニー・デップ主演で2004年に公開された映画『Finding Neverland』(邦題『ネバーランド』)を元に作られたミュ … 続きを読む

【映画コラム】10月の公開映画から

映画2026年10月31日

「ディスクロージャー・デイ」(10月1日公開)★★★★ 宇宙人の存在を知った人類は…  地球外生命体を巡る秘密と、その開示に迫るスティーブン・スピルバーグ監督のSFサスペンス。「未知との遭遇」から約50年。宇宙からの来訪者を描いてきた監督が … 続きを読む

柳楽優弥「川栄さんと真剣に作品に向き合ってきた」川栄李奈「柳楽さんを信頼しています」共演4度目の2人が伝説的作品に挑む『RYUJI 竜二』【インタビュー】

映画2026年10月30日

 1983年に公開されるや否や観客の熱狂的な支持を集めた『竜二』。直後に主演・脚本の金子正次が急逝したことも重なり、伝説的作品として時代を超えて語り継がれてきた。その伝説が、新たに『RYUJI 竜二』として令和の現代によみがえる(10/30 … 続きを読む

横浜流星に「流星をよろしく」の声続々 『国宝』脚本家・奥寺佐渡子が「LOST10」で感じた愛される人柄【インタビュー】

ドラマ2026年10月30日

 横浜流星が主演するドラマ「LOST10」が、毎週金曜午後10時からTBS系で放送中だ。本作は、横浜と映画『国宝』以来の再タッグとなる奥寺佐渡子氏が脚本を担当し、「Nのために」「最愛」などを手掛けた塚原あゆ子監督らのチームが制作するヒューマ … 続きを読む

桐谷健太、「聖地X」で5年ぶりの舞台に挑む 「きっといろいろな刺激を受け、新たな感覚に出会える」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年10月30日

 桐谷健太が主演する舞台、PARCO PRODUCE 2026「聖地X」が、11月5日から上演される。本作は、SFやホラー、怪談など“目に見えないもの”との関わりから人間の本質を描いてきた劇作家・演出家で、劇団イキウメ主宰の前川知大の代表作 … 続きを読む

page top