【インタビュー】舞台「星の数ほど星に願いを」内田理央 初主演舞台で挑む銀行員役は「『倍返しだ!』のイメージで」

2020年8月27日 / 07:04

 「おっさんずラブ」での、主人公の幼なじみ・ちず役で人気を博し、ドラマ「来世ではちゃんとします」に主演した内田理央が、8月27日から上演される「星の数ほど星に願いを」で舞台初主演を果たす。本作は、町工場・高見沢製作所を舞台に、融資の回収にやってきた銀行員のナナ(内田)が、工場の再建のために奮闘する姿を描いたコメディー。内田に、公演への意気込みや、ステイホーム中の過ごし方を聞いた。

銀行員のナナ役の内田理央

-脚本・演出家のブルー&スカイさんの新作となる本作ですが、どのような物語ですか。

 倒産寸前の町工場に、銀行員の私が出向くところからストーリーが始まります。そういうと堅いお話に聞こえるかもしれませんが、笑っていただけるシーンが随所にあるコメディーで、某有名ドラマの「倍返しだ!」のイメージでやらせていただいています(笑)。今、いろいろなことがある世の中ですが、明るい気分になれる作品ですので、この作品で笑顔になってもらえればと思います。

-舞台では初主演になりますね。

 共演者の皆さんは舞台で活躍されている方ばかりなので、不安も大きくて、最初は、ドキドキとプレッシャーでいっぱいでした。座長という立ち位置をやらせてもらっているので、人一倍頑張らないといけないなと思っています。今は、新型コロナウイルスの感染予防を徹底してのお稽古なので、ご飯を一緒に食べに行ったり、レクリエーションをしたりということが難しいので、できることの中で、少しずつほかの共演者の皆さんと親交を深めていきたいと思っています。

-内田さんが演じる銀行員のナナは、どんな人物ですか。

 ナナという役は、最初は融資ができないことを告げにいく、冷たいイメージのある人物だと思いますが、本当は、工場の再建を誰よりも願っている人物で、とても一生懸命な女性です。最初に登場したときの印象と、本人の本質が全然違うというのがポイントだと思います。

-役作りのために、某ドラマのDVDを全部見たそうですね。

 はい! 銀行員の方にあまりなじみがなかったので、某ドラマを見て勉強させていただきました(笑)。実は、演出のブルーさんからも「こういうシーンをイメージしています」とお話していただいたので、シーズン1を全部、見直しました。銀行員の方の立ち居振る舞いを参考にさせていただいています!

-舞台で演じることの楽しさを、どんなところに感じていますか。

 共演者の方たちが、皆さん個性的で、舞台経験も豊富なので、皆さんの稽古場での演技を見て勉強させていただいています。演じるたびに、演じ方を変えたり、それまでとは違うやり方をされたりと、皆さん、どんどんチャレンジされているので、「稽古場は挑戦する場所なんだ」ということを改めて感じました。稽古に入る前は不安や緊張が大きかったのですが、今は、とにかく思いついたらやってみようと楽しい気持ちで臨めるようになりました。

-本作の舞台となっている工場は「どんな願いもかなう力がある」という「神秘の石」を作っているという設定です。内田さんは「ちょっと怪しい広告に目がくぎ付けになってしまうタイプ」ということですが。

 今回出てくる町工場は、願いがかなうという石を真剣に作っている工場なのですが、そういう石って、実際に何十万もするものが売っていますよね。ちょっと怪しいなと思いつつも、そういう願いがかなう系のものって、すごく気になりませんか? 私、高校生のときに「モテる香水」を買ったことがあるんです(笑)。あとは「10キロ痩せます」みたいなものも、漫画雑誌なんかに載っていると気になっちゃう。

-では、もし、本作で登場する「神秘の石」が本当にあったら、何を願いますか。

 世界平和を願います! 私、そういうグッズには興味があるんですが、実際に願いごとをするとなると考え込んでしまって…。なので、いつも世界平和を願っています(笑)。

-ところで、内田さんは今年デビュー10周年を迎えました。今年は、時代劇や舞台初主演、YouTuberデビューなど、初挑戦が続きますね。

 自分ではあまり意識していませんでしたが、確かにそうですね! 私は性格上、カオスな方が似合うと思うので、あまり枠にとらわれず、いろいろなことにカジュアルにチャレンジできたらと思っています。年齢を重ねていくと、攻めるより守りばかりになりがちなので、そこは打破したいです。

 
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