【インタビュー】映画『MOTHER マザー』奥平大兼 「まるで別人のような長澤まさみさんに引っ張られて、僕も周平に成り切ることができました」

2020年7月1日 / 06:38

-それでも、本番が始まった途端、皆さんが強烈なお芝居をするわけですよね。

 長澤さんのスイッチの切り替えがものすごかったです。待ち時間は普通に話をしているのに、「本番です」と言われてお芝居に入った途端、まるで別人のようになって。そういう長澤さんに引っ張られて、僕も周平に成り切ることができました。

-現場で長澤さんから学んだことは?

 お芝居する前にリラックスする方法を学びました。長澤さんは、演技をする前に体をたたかれていたんです。その理由を聞いてみたら「これをやると、リラックスできる」とおっしゃって。それを聞いてから、僕も演技をする前に、ルーティーンとしてストレッチをするようにしました。そうしたら、体の動きがよくなり、それまでよりも素の自分が出せるようになったので、それから続けるようにしています。

-完成した映画を見た感想は?

 最初は、すごく恥ずかしかったです。スクリーンで自分の演技を見るのは初めてですし、いろんな人が一緒に見ていたので。でも、次第に自分の演技を客観的に見られるようになり、「ここはうまくできたな」とか、「もうちょっとこうすればよかったな」と、気付くことがたくさんありました。自分で見ると、人から言われるよりも改善点がよく分かりましたし、他の皆さんの演技も、ものすごく勉強になりました。そういう点を、これからのお芝居に生かしていければと思っています。

(取材・文・写真/井上健一)

(C)2020「MOTHER」製作委員会

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

「ラムネモンキー」「今回は山下達郎の『クリスマスイブ』が効いてたね」「事件の鍵は都市開発にあるのでは」

ドラマ2026年2月26日

 「ラムネモンキー」(フジテレビ系)の第7話が、25日に放送された。  本作は、かつての恩師の失踪事件の謎が3人の大人を再起動させる「1988青春回収ヒューマンコメディー」。反町隆史、大森南朋、津田健次郎主演。脚本は古沢良太氏。(*以下、ネ … 続きを読む

ゴーマン・シャノン・眞陽(まひな)「ブレンダン・フレイザーさんは、心も体も大きな太陽みたいな存在の人です」『レンタル・ファミリー』【インタビュー】

映画2026年2月26日

-演じた美亜はどんな子だと思いましたか。自分との共通点はありましたか。  私のお父さんとお母さんはすごく優しくて、面白くて。しかもお姉ちゃんとお兄ちゃんたちがいるのでとてもにぎやかなんです。だから学校から帰ってきたら誰もいないという状況がほ … 続きを読む

渡辺大知「僕が演じた駒井という人物そのものがカメラの役割を果たしています」『道行き』【インタビュー】

映画2026年2月23日

-ある意味、監督の分身みたいな役ですよね。  そうだと思います。監督が実際に住んでいる家で撮影し、監督がこの町に移住して出会った人たちを基に作られた映画なので、監督自身の気持ちやまなざしがそのまま映画になっていると思います。でもそれは、いろ … 続きを読む

吉田恵里香氏「寅子の視点では描けなかったものを、どれだけ描けるか」「虎に翼」スピンオフに込めた脚本家の思い「山田轟法律事務所」【インタビュー】

ドラマ2026年2月23日

-劇中には当時、戦争の犠牲者でありながら、差別的な扱いを受けていた戦災孤児や“パンパン”と呼ばれた体を売っていた女性たちも登場します。脚本執筆に当たっては、改めてリサーチをしたのでしょうか。  一般に、当時生活のために体を売っていた女性たち … 続きを読む

【映画コラム】2月前半の公開映画から『ほどなく、お別れです』『クライム101』『ブゴニア』

映画2026年2月21日

『クライム101』(2月13日公開)  米西海岸線を走るハイウェー101号線上で、数百万ドルの宝石が消える強盗事件が多発。デービス(クリス・ヘムズワース)の4年間にも及ぶ犯行は完璧だったが、犯罪組織からの追跡や警察内部の陰謀、そしてルー刑事 … 続きを読む

Willfriends

page top