【インタビュー】映画『MOTHER マザー』奥平大兼 「まるで別人のような長澤まさみさんに引っ張られて、僕も周平に成り切ることができました」

2020年7月1日 / 06:38

-それでも、本番が始まった途端、皆さんが強烈なお芝居をするわけですよね。

 長澤さんのスイッチの切り替えがものすごかったです。待ち時間は普通に話をしているのに、「本番です」と言われてお芝居に入った途端、まるで別人のようになって。そういう長澤さんに引っ張られて、僕も周平に成り切ることができました。

-現場で長澤さんから学んだことは?

 お芝居する前にリラックスする方法を学びました。長澤さんは、演技をする前に体をたたかれていたんです。その理由を聞いてみたら「これをやると、リラックスできる」とおっしゃって。それを聞いてから、僕も演技をする前に、ルーティーンとしてストレッチをするようにしました。そうしたら、体の動きがよくなり、それまでよりも素の自分が出せるようになったので、それから続けるようにしています。

-完成した映画を見た感想は?

 最初は、すごく恥ずかしかったです。スクリーンで自分の演技を見るのは初めてですし、いろんな人が一緒に見ていたので。でも、次第に自分の演技を客観的に見られるようになり、「ここはうまくできたな」とか、「もうちょっとこうすればよかったな」と、気付くことがたくさんありました。自分で見ると、人から言われるよりも改善点がよく分かりましたし、他の皆さんの演技も、ものすごく勉強になりました。そういう点を、これからのお芝居に生かしていければと思っています。

(取材・文・写真/井上健一)

(C)2020「MOTHER」製作委員会

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