エンターテインメント・ウェブマガジン
池端先生の時代劇のせりふは、スッと入ってくるんですよね。こういう時代の言葉は難しく、「何回かむんだ?」というせりふが多い中、池端先生のせりふは、自分の中にスッと入ってくるものが多い気がします。「夏目漱石の妻」もそうでしたが、覚えたせりふを言っているのではなく、出てきてしまうものに変わる。そんな感覚があるので、好きです。「これ、池端さんの言葉だな」とすぐに分かりますから。
伊呂波太夫は架空の人物なので、歴史上の人物が「この人、きた!」という感じにはならないかもしれませんが、物語に新しい風を吹かせられれば…と頑張っています。ちょっと派手な人なので、「こいつは次に何をするんだ?」、「どういう役割をするのか?」と皆さんにも悩みながらご覧いただけたら。いろいろなキーパーソンに顔が利き、お金の動きも知っている人なので、私自身もこれからどんなふうになっていくのか楽しみです。架空の人物だからこそ、物語の中で鮮やかに色づいていけるようにしたいと思っています。ぜひ、温かく見守ってください。
(取材・文/井上健一)
映画2025年11月28日
-結婚したサチとタモツのすれ違いが最初に垣間見えるのが、共通の友人の結婚式に1人で参加したサチが帰宅した後のシーンです。勉強しながら留守番していたタモツに、結婚式の様子を話したサチがトイレに行った後、何気なく「トイレットペーパーないよ」と声 … 続きを読む
映画2025年11月28日
-そんな親しい関係を築き上げたお二人に加え、WEBで公開されている本作のプロダクションノートを拝見すると、秋山監督をはじめとするスタッフの熱量もかなり高い現場だったようですね。 松谷 俳優がスタッフも兼任するのが秋山組の特徴で、「慎太郎さん … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月28日
吉高由里子が2022年の「クランク・イン!」以来、3年ぶりに舞台主演を果たす。吉高が挑むのは、日常に潜む人間の葛藤や矛盾を丁寧にすくい取り、鋭い視点の中にユーモアを織り交ぜる作風で共感を呼んできた蓬莱竜太が描く新作舞台、パルコ・プロデュー … 続きを読む
映画2025年11月22日
『金髪』(11月21日公開) ある公立中学校で、市川(岩田剛典)が担任するクラスの数十人の生徒たちが髪を金色に染めて登校してきた。生徒たちは校則への抗議を主張し、学校中は大騒ぎになる。活動の発起人である板緑(白鳥玉季)に「なぜ髪を染めては … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月22日
数々のミュージカル作品へのオマージュが登場するコメディーミュージカル「サムシング・ロッテン!」が12月19日から上演される。2015年にブロードウェイで初演された本作は、「コーラスライン」、「アニー」、「レ・ミゼラブル」などの人気ミュージ … 続きを読む