エンターテインメント・ウェブマガジン
好調な滑り出しを見せた大河ドラマ「麒麟がくる」。本格的な合戦シーンやくせ者ぞろいの戦国武将たちが続々登場する見どころ満載の戦国絵巻に、週末が待ちきれなくなっている視聴者も多いに違いない。その中で、独特の存在感を放っているのが、三河出身の農民・菊丸を演じる岡村隆史だ。その岡村が、大河ドラマ初出演の感想、撮影の舞台裏を語ってくれた。
お笑いコンビ“ナインティナイン”として活躍する一方、俳優としても『無問題(モウマンタイ)』(99)、『決算!忠臣蔵』(19)など、数々の作品に出演してきた岡村だが、大河ドラマは初めて。出演が決まったときの感想を、出演中の人気番組「チコちゃんに叱られる!」に絡めて次のように語った。
「ぼーっとNHKに来ていたら、どえらい仕事が舞い込んできました(笑)。『チコちゃんに叱られる!』をやっていてよかったです。朝ドラを狙っていたので、まさか大河ドラマでオファーがくると思っていませんでした。びっくりしました」
さらに、「ガチガチに緊張して真っ白になった」というクランクイン初日については、「前日にせりふを完璧に覚えて臨んだのですが、本番が始まる前に鳴るブザーの音が大き過ぎて、せりふが全部飛びました。自分が考えていたキャラクター設定も間違っていて、『どないしよう!』ってなりました(笑)」と振り返った。
とはいえ、そこは現場のチームワークに支えられたようで、「いろんな方から声を掛けていただき、『いつものバラエティーの感じでやってもらっていいんですよ』などとアドバイスを頂き、なんとか落ち着きました」とのこと。
「初日は『えらいもん引き受けてしまった』と、ゾッとしました。4回ぐらいで死んでもいいなと(笑)。大河には魔物がいますね」と控え目な岡村だが、菊丸は第一回で主人公・明智光秀(長谷川博己)に鉄砲の存在を伝えるなど、事あるごとに光秀を助ける重要な存在。
そのキャラクターについては、「菊丸は、単純で明るい農民です」と説明した上で、「息をのむような緊張感のあるシーンが多いですが、菊丸が光秀や駒(門脇麦)と一緒にいるシーンはコミカルなので、菊丸が出てくるとほっと一息つける、そんなキャラクターになれればいいなと思っています」と意気込みを語った。
映画2025年10月23日
祖父の他界後、大学生の拓磨は、夫に先立たれて独り残された祖母・文子と同居することになった。ある日、拓磨は亡き祖父・偉志の書斎で、大学の入学案内を見つける。それは偉志が遺した妻・文子へのサプライズだった。市毛良枝とグローバルボーイズグループ … 続きを読む
映画2025年10月22日
10月24日から全国公開となる『愚か者の身分』は、第二回大藪春彦新人賞を受賞した西尾潤の同名小説を映画化した迫真のサスペンスだ。新宿の歌舞伎町で、犯罪組織の手先として戸籍売買を行う松本タクヤ(北村匠海)とその弟分・柿崎マモル、タクヤの兄貴 … 続きを読む
映画2025年10月22日
芥川賞作家・金原ひとみが新宿・歌舞伎町を舞台に描き、第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説を、松居大悟監督、杉咲花主演で映画化した『ミーツ・ザ・ワールド』が10月24日から全国公開される。二次元の世界を愛し、自己肯定感の低い主人公の由嘉里 … 続きを読む
ドラマ2025年10月21日
timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)が毎週金曜深夜24時12分~放送中だ。本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活を送るうちに、彼女の中にもう … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
1972年、本土復帰を間近に控えた沖縄で、100万ドルの米ドル札を積んだ現金輸送車が襲われ行方を絶った。琉球警察は本土復帰特別対策室を編成。班長には、警視庁派遣から沖縄に戻って来た真栄田太一が任命される。班員は、同級生でありながら真栄田を … 続きを読む