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土村 本当に楽しかったです。こんなに無防備にはしゃいだ現場は、初めてかも…というぐらい。時々 人見知りの部分が出てしまうこともあるのですが、今回はストーリーとは真逆で、ずっと笑っていられました。きっと、そういう監督の人柄に引かれてスタッフや俳優が集まってくるんだろうな…と。今思えば、そこで明るい自分を出し切ることができたから、スムーズに浮世として本番に入れたのかもしれません。
深田 スイッチの切り替えは早かったですよね。本番になると、スッと浮世になってくれるから、「俳優さんはすごいな」と思って。
深田 原作を読んだとき、これは映画じゃなくて、連ドラ向きだと思ったんです。映画にすると、原作の面白いところをだいぶカットしなければいけないし、物語がどんどん連なっていく感じは、連続ドラマの方が合うんじゃないかと。雰囲気が普通のテレビドラマとは違うとも言われますが、僕は普段と同じことをしているつもりですし、海外でも映画監督がテレビドラマを手掛けるのはよくありますよね。僕も昔、ラース・フォン・トリアーの「キングダム」(94~97)というホラーシリーズを名画座で一気見して、すごく面白かった記憶があります。そういう映画ならではの「映像の魅力」みたいなものを、このドラマを通じて感じてもらえたらうれしいです。
土村 知り合いからは、「本当に起きている出来事を傍観しているような感覚」という感想をたくさんもらいました。そういうドラマを深田監督が作ったことには意味があるし、出演させていただけたこともすごくラッキーだと思っています。ぜひご覧いただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/井上健一)
「本気のしるし」は、メ~テレ(毎週月曜深夜0時54分~)、テレビ神奈川(毎週水曜午後11時~)で放送中の他、TVer、GYAO!で第1話から最新話まで見逃し一挙配信中。
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