エンターテインメント・ウェブマガジン
周防 僕には大正時代を実感することはできません。だから、いろいろなものを参考にして作っても、結局は僕のファンタジーの中での大正時代に過ぎません。そこに、当時作られた本物の映画を入れることに違和感がありました。そこだけがドキュメンタリーになってしまうからです。ならば全部僕が作った方がいいと思いました。ただ、そこでの約束事として、当時作られて、今も残っている映画に関しては、なるべく似せて作ろうとしました。なので『椿姫』や『ノートルダム~』はオリジナルと比べて見ても、「結構頑張っている」と思っていただけると。残っていないものは、当時の撮影技術で作るという工夫をしました。
周防 成田さんが、活動弁士のしゃべりをプロのレベルでやってくれて、主人公の俊太郎の持つ魅力あふれる語りのカツベンを表現してくれたので、これは聴きどころです。ライバル役の高良健吾さんのしゃべりも含めて、「カツベンってどんなものだったんだろう」ということがよく分かると思います。
もう一つは、サイレント映画の魅力って一体何だったのかと考えると、それはアクション=動きなんです。今回は初期の映画のアクションをとても意識して作ったので、今のハリウッド映画のような、派手なアクションとは違った、活動写真のアクションの面白さが見どころになると思います。また、これが映画の始まりなんだ、ということを、意識して見てほしいです。今の人が見ても、面白いと思えるものがたくさんあると思います。
成田 監督が全部話してくれました! 知らなくても懐かしい記憶のような感じがして、視覚的に楽しいと思います。それに、出てくる全てが美しく描かれていて、本当にみんながとてもキラキラしていた時代の話なので、見ていて心地がいいです。人の出入りのアクションなど、動きの一つ一つも心地がいいリズムになっていて、ずっと動いている作品なので、これ自体が無声で流れていても大丈夫なんじゃないかなと思います。
(取材・文・写真/田中雄二)
ドラマ2026年8月30日
-劇中では、秀長と秀吉に対する「認めたくないが、認めざるを得ない」という勝家の複雑な心情が見事に表現されていました。秀吉役の池松壮亮さんとのお芝居はいかがでしたか。 仲野太賀さんと池松壮亮さんは、周囲に対する気配りを欠かさない素晴らしい俳 … 続きを読む
映画2026年8月28日
-劇中ではそんなご苦労を感じさせない名演でした。 実は、最初にオファーをいただいたのは、ドンファン役だけだったんです。でも、脚本が面白かったためについ欲が出てしまい、僕の方から「ぜひヨンギュもやらせてください!」とヨン監督にお願いしたんで … 続きを読む
映画2026年8月28日
『シェルター』(8月28日公開) スコットランド沖の孤島に建つ灯台を隠れ家にして、愛犬と共にひっそりと暮らす元特殊部隊員マイケル・メイソン(ジェイソン・ステイサム)。 ある日、週に一度、叔父と共に船で生活物資を届けに来る少女ジェシー(ボ … 続きを読む
映画2026年8月28日
-お二人の息の合った現場の様子が伝わるすてきなお話です。劇中でも本当の兄妹のようで、初共演とは思えませんが、撮影中、お互いの共通点を感じたことはありますか。 安田 のんちゃんは、何かを伝えようとするとき、自分の言葉でこんなふうに伝えたいと、 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年8月28日
ドラマ「そこから先は地獄」(日本テレビ)で主演を務め、映画『教場 Requiem』など数々の映画やドラマに出演、「おしゃれクリップ」(日本テレビ)ではMCも務める井桁弘恵。9月4日から上演される「SWAN -Ballet cross Re … 続きを読む