【インタビュー】ドラマ「少年寅次郎」井上真央「『お母ちゃん、大好きだよ』と涙をこぼす寅ちゃんがいとおしくなりました」

2019年10月19日 / 12:00

-平凡な日常を魅力的に描くのも岡田さんの持ち味ですね。

 そうですね。「おひさま」のときから、岡田さんの日常の描き方がすごく好きでした。特に、「おはよう」、「行ってらっしゃい」、「お帰り」といったあいさつがよく出てくるんです。そういうところで日常感を出そうとしているんだろうな…と。だから、私も演じる上ではそういうあいさつを大事にしました。

-ところで、初めて見た映画が『男はつらいよ』だそうですが、どんな思い出が?

 小学生の頃、お正月になると祖母と母と私の女3人で映画館に行き、ご飯を食べて帰ってくるのが恒例でした。「新作ができた」と聞くと、すごく楽しみで…。映画館に行く楽しさを教えてくれたのは、寅さんだったな…と。祖父も寅さんが好きで、よく話をしていたので、私が「女優になりたい」と願い続けられたのも、その影響が大きいと思います。だから、50周年という節目にこういう役をやらせていただけることに縁を感じ、とても光栄です。もう亡くなりましたが、祖父母にも見てもらいたかったです。

(取材・文/井上健一)

ドラマ「少年寅次郎」から

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

小瀧望「ファンの皆さまの声に応え続けたい」 舞台「ロックンロール」では「僕たちの芝居とともに、当時のロックミュージックも楽しんで」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月30日

-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは?  それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む

佐津川愛美「酒井監督に惚れました(笑)」念願だった酒井麻衣監督との初タッグ『時給三〇〇円の死神』【インタビュー】

映画2026年9月30日

 10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

鈴鹿央士「絶対に映画館で見て損はさせない映画になっています」『藁にもすがる獣たち』【インタビュー】

映画2026年9月29日

-おばあちゃん役の風吹ジュンさんとの印象に残ったエピソードがあれば。  とても面倒見のいい方で、何か聞いたら何でも返してくれるし、気を使ってくださいました。本当は僕が気を使わなければいけないのに、風吹さんの方から、「大丈夫よ。頑張ろうね」っ … 続きを読む

向井理、演出家・倉持裕と再びタッグ 6人で描き出す会話劇に「戻ってきたな。こういうことがやりたかった」 M&Oplaysプロデュース「ブランク」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月29日

 向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む

page top