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巧みな伏線の張り方や落語の使い方のうまさには、たまらないものがあります。それに加えて、キャラクター一人一人に対して愛情がある。「この人なら、こういうことを言うだろうな」と納得できるせりふを書いてくるところに、深い愛情が感じられます。そういうキャラクターや役者の生かし方と巧みな物語の構成が一体となり、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
金栗さんの真っすぐでストイックなところは、まるで兄を見ているようです。走ることしか考えず、熊本の家族の下にも帰らないという、見方によってはひどい人ですが、ものすごく純粋なので、周りのみんなが支えてくれる。そういうところも、兄にそっくりだなと。ただ、兄は家に帰らないほど、ひどい人間ではありませんが(笑)。真剣にやっていることが面白く見えてしまうというのが、宮藤さんの描きたかった金栗四三像だと思いますが、そういう意味では、兄にぴったりではないでしょうか。
第24回までの第1部では、日本人のスポーツに対する考え方を変えていこうと、みんなで一生懸命、畑を耕してきました。ようやく種まきが終わったところで、関東大震災が起きて一度は駄目になりながらも、再び立ち上がった人々の思いを受け継ぎ、東京でのオリンピック開催を目指そうというのが第2部。その間、戦争が起きてくじけそうになりますが、第39回でそれも一段落。この先はその思いがようやく実現していくことになります。第1部から見守ってきた皆さんもきっと「よくここまで来たな…」と実感できるのではないでしょうか。僕自身も、そういう熱い展開を期待しています。
(取材・文/井上健一)
映画2026年3月21日
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映画2026年3月21日
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ドラマ2026年3月16日
-トキとヘブンの平凡な日常の中にある幸せを丁寧に描いている点も、「ばけばけ」の大きな魅力です。劇中、その象徴のように使われているのが、しじみ汁を飲んだトキが満足そうに口にする「あー…」という言葉と、スキップです。この二つはどこから思いついた … 続きを読む
映画2026年3月13日
3月15日(日本時間3月16日(月))、映画の祭典・第98回アカデミー賞授賞式が、アメリカのロサンゼルスで開催される。今年は人種差別に対する風刺を交えたアクションホラー『罪人たち』が16ノミネートで、最多記録を更新したことが大きな話題とな … 続きを読む
映画2026年3月12日
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