エンターテインメント・ウェブマガジン
役所さんとはこれまで、ごあいさつ程度しか面識がなく、今回がほぼ初対面です。共演させていただくことがとても楽しみでした。素晴らしい存在感と素晴らしい演技。人間国宝のような方だと思っています。嘉納さんと副島が並ぶような場面では、僕は正面を向いていなくてはならないのに、横にいる役所さんの演技を見たい衝動に駆られ、自分でも困りました(笑)。
すてきな方ですよね。阿部さんが演じる田畑には驚かされました。とてもエネルギーにあふれ、大河ドラマの枠にとらわれず、アニメのキャラクターのように縦横無尽に駆け回っている。その破壊力が非常に面白い。僕も初めはギャグを交えながら演じるつもりでしたが、阿部さんを見ていたら、それとは対極に、どこか肖像画のように作品に溶け込んでいこうと。そんなことを心掛けるようになりました。
1964年の東京オリンピックの前に、こんな幻の東京オリンピックがあったことを初めて知りました。64年の東京オリンピックのとき、僕は4歳でしたが、そこにたどり着く前に、こんなふうにオリンピックと東京が関わり合っていたとは…。今回の大河ドラマはいつもの時代劇とは違い、近現代が舞台。しかも、僕らが生まれて完全に記憶があるところまでつながっていくので、そういう時代背景について、役を通じていろいろ知ることができたのも、大きな意味がありました。出演することができて、本当によかったです。
(取材・文/井上健一)
ドラマ2024年11月24日
-朝廷の実権を握った道長は、剛腕な政治家だった亡き父・兼家(段田安則)に近づいているように見えたこともあります。以前、兼家との類似性について「やっていることは同じでも、出発点となる気持ちが違う」とお話しされていましたが、出家で一区切りついた … 続きを読む
ドラマ2024年11月23日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「光る君へ」。11月17日に放送された第四十四回「望月の夜」では、3人の娘を天皇の后にした藤原道長(柄本佑)が、有名な「このよをば わがよとぞおもふ もちづきの かけたることも なしと思へば」という「望月の歌 … 続きを読む
映画2024年11月22日
『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開) 真面目な税務署員の熊沢二郎(内野聖陽)は、天才詐欺師の氷室マコト(岡田将生)の巧妙な詐欺に引っかかり大金をだまし取られてしまう。 熊沢は、親友で刑事の八木(皆川猿時)の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2024年11月20日
-なるほど。では、公演が12月ということで、2024年の振り返りをお願いします。 今年は自分で掲げた目標に対しての成果も感じることができたので、充実した1年でした。これまではどこかで「やらされている」という感覚があって、自分の意志でできた … 続きを読む
ドラマ2024年11月17日
Q:合格に向けて、どのように勉強されたか教えてください。 早川 中3の2月に、予備試験を目指すぞって決めてからは、興味の赴くままがむしゃらに勉強してました。平日は、学校から帰ってきて、先ほどお話しした「伊藤塾」のオンライン授業を夜10時 … 続きを読む