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現実から逃避したことはないですね。ストレスは発散することよりも、ためない努力をします。人とお話をしたり、楽しい時間を家族と持ったりといったささいなことでも心は元気になるので、そういった時間を設けて、心を癒やそうとします。ためない、一人だけのものにしないようにということは意識しています。
「前代未聞の新生『オイディプス』」というキャッチフレーズにもある通り、今までとは違うものになると思います。とはいえ、私自身は「今まで」のものを知らないので、すごく新鮮な気持ちで入っていけると思っていますし、このキャスト、このチームでしか作れない「オイディプス」に仕上がると思います。悲劇は見たくないという方もいらっしゃるかと思いますが、悲劇だからこそお客さまの心に刺さる何かがあると思うんです。だから、こういった古典が今も上演されているんだと思います。その何かを私は見つけたいし、お客さまにもそれを感じていただければうれしいです。
(取材・文/嶋田真己)
シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.7「オイディプス」は10月7日~27日、都内・Bunkamuraシアターコクーンで上演。
映画2025年12月5日
-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。 功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月4日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
-雰囲気のいい現場だったようですね。 中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む
ドラマ2025年12月1日
―確かにその通りですね(笑)。 ただ、大半は史実通りですが、(小田)新之助(井之脇海)とふく(=うつせみ/小野花梨)ととよ坊の一家、序盤に登場した蔦重の恩人の花魁・朝顔(愛希れいか)など、一部に私が創作したオリジナルキャラもいます。と … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年11月30日
今期も三谷幸喜の「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」に出演するなどドラマや映画で注目を集め、舞台やさまざまなジャンルでも活躍する富田望生。その富田が、2026年1月10日から上演する舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダ … 続きを読む