市川海老蔵“母不在”の子どもたちを憂慮 「父親だけではきっと支えられないものもある」

2019年2月16日 / 15:09

 子どもたちへの思いを語った市川海老蔵

 「豊洲市場 Oishii(おいしい)土曜マルシェ」特別企画トークセッション「魚河岸と歌舞伎-豊洲市場の未来に寄せて-」が16日、東京都内で行われ、歌舞伎役者の市川海老蔵、小池百合子東京都知事らが出席した。

 来年5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名する海老蔵は「歌舞伎界の中では、市川團十郎という名跡は非常に重たく、それを引き継ぐというのはとても大きなこと。さまざまな責任が増えていくのは大変なことでもありますが、懸命にそれに向き合っていけたら」と語った。

 また、八代目市川新之助を襲名する長男の勸玄くんについて聞かれると、「本当は『團十郎白猿』になりたかったと愚痴をこぼしている。『じゃあパパが新之助になるから(代わりに)なってくれる?』と家では冗談を言っていますが…」と笑わせた。

 父親としての気持ちを問われると、「複雑です。市川團十郎家に生まれたからといって、市川團十郎になれるとは限らない。彼がさまざまなことを経験し、多くの方に認められていく中で、そうなってくれたらうれしいですが、これから苦しいときもあると思うので」と答えた。

 妻の小林麻央さんは2017年6月に乳がんのために死去した。海老蔵は「父親だけではきっと支えられないものもある。私も歌舞伎で苦しいとき、父に言えないことが母に言えて、母にだからこそ話ができることもたくさんあった。それが彼らにはないので、それをどう乗り越えていくかというのは團十郎襲名と同じぐらい大きな課題です」と話した。


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