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今回は、生田さんが実際にフランスで原作者の方に宝塚版を演出した際に疑問に思っていたことを質問してきているので、それを踏まえての本作となっています。生田さんの解釈が原作者さんとの会話の中で生まれたものによって、より深く掘り下げられている形になっています。
立ち稽古に入る前に藤ヶ谷さんと3人で、作品への思いや、解釈などをお話していただきました。立ち稽古では、映像のお芝居とは全く動きが違うので、舞台でどういう動きをしたら美しく見えるかという舞台映えする動きが私にとっては新鮮でした。動きに華があるというのはすごく新鮮で、これが舞台なんだと感じています。
ダンス経験者はたくさんいらっしゃるんですけどフラメンコ経験者はあまりいないので、そういう意味で、みんなで挑戦していくということで作品の士気を上げて、温度感を作っていきたいというお話をされていて、それで一緒にされていたんだと思います。
ラブストーリーが好きな方にも楽しんでもらえると思いますし、華やかな人の体を使っているダンスや歌によってスペインの情熱さが見てくださる方たちにも届くと思います。「本当の愛って何だろう? 人を愛することは苦しいことなのか。それともすてきなことなのか」といった哲学的な思考もできつつ、とにかく目でも耳でも楽しめる華やかな作品になっています。
(取材・文/櫻井宏充)
ミュージカル「ドン・ジュアン」は8月30日~9月18日まで、都内・TBS赤坂ACTシアター、10月1日~5日まで、愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホールで上演。
公式サイト https://www.don-juan.jp/
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