蓮佛美沙子「逃げたら駄目だと思って…」 苦手意識があった吹き替えに初挑戦

2017年7月18日 / 17:58

吹き替えに初挑戦した蓮佛美沙子

 海外ドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」の試写会が18日、東京都内で行われ、日本語吹き替えを務めた女優の蓮佛美沙子が登壇した。

 本作は、大英帝国が栄華を極めた時代に、63年にわたって君臨したビクトリア女王の孤独と愛を描いた歴史ドラマ。

 吹き替え初挑戦の蓮佛は「声だけの表現というのにもともと苦手意識があったので、最初お話を頂いた時はできるかな…と迷いがあったけど、ここで逃げたら駄目だと自分を奮い立たせ、覚悟を持って演じました」と語った。

 収録に当たっては苦労もあったようだが「勉強になることだらけだった」といい、収録を終えた今は「ビクトリアを生き抜けたなという実感がある。一つの表現のツールとして声ってすごく幅があるんだなという発見があった」と手応えがあったことを語った。

 蓮佛は、難しかった点を問われると「簡単に言うと全て。どこから手を付けたらいいのか最初は分からなくて、10年近くこの仕事をしているけど、今までで一番難しい仕事だった」と応えて苦笑いを浮かべた。

 収録の約1週間前から「家に毎日引き込もって練習した」そうで「やはり、女優さんの表情と吹き替えが一致していないと、皆さん(物語に)入り込めない。そこを一致させるために、テレビの前に携帯を置いて、ワンシーンごとに自分の声を撮っては(女優の表情と比べて)見てと確認する作業を繰り返しました」と明かした。

 ビクトリアの印象については「すごく魅力的な女性。我の強さが、逆にもろさにも感じられた」とコメント。

 「18歳の女の子が『今日からあなたが女王です』と言われても、普通だったら受け入れられない。知らない大人の前であいさつしたり、最初は声も小さくて震えるけど、それでも自分の力でやり遂げる意志の強さがある。女王になるべくして、なった女性だと思う」と語り、「共感したというよりも尊敬。この人みたいに強くなれたらカッコいいなという憧れの意識が強かった」と収録中の心境を振り返った。

 ドラマはNHK総合で30日午後11時から毎週日曜日に放送。


芸能ニュースNEWS

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top