エンターテインメント・ウェブマガジン
一定の距離をもって捉えた三井について、高良は「全ての行動は共感できないです。でも、純粋で真っすぐな彼が、幼少期からその存在を誰からも認めてもらえず、孤独やつらさ、寂しさを感じていたことは理解できるから、彼の行動についていくことができました」と述懐。「オムツをはくシーンは恥ずかしかった」とはにかみながらも、三井のひたむき故の行動や、ついドジをやらかすシーンを挙げ、「そういうところがかわいいですよね」と愛情ものぞかせた。
また、R18指定を受けた本作は、激しい暴力や性的描写もあるが、「そういう悲惨な描写も覚悟してオファーを受けているので、特にプレッシャーなどはありませんでした」と明かすと、「遠慮なく、熱量があった現場は幸せでした」といとおしそうに振り返った。
共演した、三井が執着する女性で、夫からDVを受けている佐々木千尋役の西川可奈子、三井が千尋を監視するために開業した観賞魚店の常連客・水島役の三河悠冴ら若手俳優の必死に食らいついてくる姿を見て、「この人たちとこれから、この世界で一緒に年を重ねていくのか…」と感慨に浸る瞬間もあったようだ。
安里監督との初タッグも新鮮で、「とても丁寧な方で、現場に入るとその日撮影するシーンの方向性を話し合ったり、確認し合ったりする時間があり、こういうやり方は今までなかったですね」としみじみと語った
以前は、そんな現場でやり切る芝居が「全て」だったそうだが、今は「欲が出てきて、結果もほしい」と目を輝かせる高良。無欲だったこれまでも、称賛の声、名誉ある賞、演じ切った充足感、次につながるテクニック…いろんな“結果”はついてきた。それでもあえて口に出す高良。欲を出しはじめた男は“ヤバい”…。
(取材・文・写真/錦怜那)
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月1日
-なるほど。では、坂本さんは増田さんのテッド、増田さんは坂本さんのジムについてはどんな印象がありますか。 坂本 テッドは一見すると自分の意見を押し通して歩んでいるように見えるけれども、実は周りを自然と幸せにしたり、勇気づけたりするタイプの役 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年3月29日
-では、鋼太郎さんの演出の魅力はどこに感じていますか。 鋼太郎さんらしい的確に丁寧な演出をつけてもらえるので、われわれとしてはやりやすいです。尊敬していますし、シェークスピア作品の演出家としてこの方の右に出るものは今、日本にはいないんじゃ … 続きを読む