エンターテインメント・ウェブマガジン
一定の距離をもって捉えた三井について、高良は「全ての行動は共感できないです。でも、純粋で真っすぐな彼が、幼少期からその存在を誰からも認めてもらえず、孤独やつらさ、寂しさを感じていたことは理解できるから、彼の行動についていくことができました」と述懐。「オムツをはくシーンは恥ずかしかった」とはにかみながらも、三井のひたむき故の行動や、ついドジをやらかすシーンを挙げ、「そういうところがかわいいですよね」と愛情ものぞかせた。
また、R18指定を受けた本作は、激しい暴力や性的描写もあるが、「そういう悲惨な描写も覚悟してオファーを受けているので、特にプレッシャーなどはありませんでした」と明かすと、「遠慮なく、熱量があった現場は幸せでした」といとおしそうに振り返った。
共演した、三井が執着する女性で、夫からDVを受けている佐々木千尋役の西川可奈子、三井が千尋を監視するために開業した観賞魚店の常連客・水島役の三河悠冴ら若手俳優の必死に食らいついてくる姿を見て、「この人たちとこれから、この世界で一緒に年を重ねていくのか…」と感慨に浸る瞬間もあったようだ。
安里監督との初タッグも新鮮で、「とても丁寧な方で、現場に入るとその日撮影するシーンの方向性を話し合ったり、確認し合ったりする時間があり、こういうやり方は今までなかったですね」としみじみと語った
以前は、そんな現場でやり切る芝居が「全て」だったそうだが、今は「欲が出てきて、結果もほしい」と目を輝かせる高良。無欲だったこれまでも、称賛の声、名誉ある賞、演じ切った充足感、次につながるテクニック…いろんな“結果”はついてきた。それでもあえて口に出す高良。欲を出しはじめた男は“ヤバい”…。
(取材・文・写真/錦怜那)
舞台・ミュージカル2026年4月25日
内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。 物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。 本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む
映画2026年4月24日
『今日からぼくが村の映画館』(4月17日公開) 南米ペルー、アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、風が運んできた新聞の映画広告を手にする。導かれるままにたどり着いた移動映画館で初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了され … 続きを読む
ドラマ2026年4月23日
-りん役の見上愛さんとの共演はいかがですか。 見上さんは、お芝居のスイッチをすぐに切り替えられる器用な方で、同世代の俳優としてとても刺激を受けています。現場では、大変なことも多いはずですが、常に元気いっぱい、楽しそうで。そんな見上さんが、 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月23日
舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入が6月13日から上演される。原作漫画「鬼滅の刃」はコミックスの全世界累計発行部数が2億2000万部を突破。その大人気作品の舞台化で、シリーズ6作目となる本作では、柱稽古、そして無限城の戦いを描く … 続きを読む