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木下 もし、この人だと思う人が現れたらと思うとすごくドキドキしますし、1回はそういった経験もしてみたいなって思います。舞台ではそういう出会いのシーンを演じたことはあるんですが、(運命の出会いをしたら)天にも昇る気持ちということは役を通して経験したので、すてきなものだとは思います。
中村 僕は、まだ起こっていないことを、運命だと信じることはないです。ただ、過ぎ去ったことを振り返ったときに、もしかしたらあれは必然だったのかなって思うことはあるかもしれない。何事も努力して勝ち取っていくものだと思っているので、そうして勝ち取ったものが運命と呼べたらすてきだなと思います。
中村 僕は(性格が)ひねくれていますし(笑)、作る側の人間なので、一般的な男性と見方が違うかもしれませんが…、“運命”ということであれば、例えばこうして取材を受けて話していることも一つの出会いだと思いますし、街ですれ違うことも一つの出会いだと思います。そこから、恋愛関係になったり、師弟関係になったり、仕事のパートナーになったりと、関係が深まったり、変化していって初めて“運命”だと思うので、大事なのは関係がどう変わるか。アラジンとジャスミンも、偶然出会って、アラジンがジャスミンを助けて一緒に逃げて、話をしてみたら意見があって、という積み重ねが大事だったんだと思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
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