中村倫也と木下晴香が「ホール・ニュー・ワールド」を熱唱 中村「出てくるだけで帰りたくなりました」

2019年4月22日 / 15:25

木下晴香(左)と中村倫也

 映画『アラジン』“ホール・ニュー・ワールド”お披露目イベントが22日、東京都内で行われ、日本語版吹き替え声優を務めた俳優の中村倫也と木下晴香が出席した。

 本作は、アニメ『アラジン』の実写映画版。『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチーが監督を務め、貧しい青年アラジン、王宮の外の世界で自由を求める王女ジャスミン、そして三つの願いをかなえることができるランプの魔人ジーニーが繰り広げる冒険を描く。

 この日は、劇中さながらに空中に浮かぶ魔法のじゅうたんがステージに設置され、2人はアラジンとジャスミンさながらに乗り込むと、同作を代表する名曲「ホール・ニュー・ワールド」を歌唱した。

 ピアノとバイオリンの生演奏に乗せた美しい歌声で観客をうっとりとさせた後、ステージに降り立った中村は「尋常じゃないぐらい喉が乾いてですね、あと尋常じゃないぐらい汗をかいています。緊張しました。出てくるだけで帰りたくなりました」と語り、苦笑いを浮かべた。

 木下も「普段は出る前に緊張する方ですけれど、今日は出た瞬間に緊張しました。どうしようかと思いましたけど、生演奏で歌わせていただけて、じゅうたんに乗れる機会を楽しもうと思って歌わせていただきました」と笑顔で振り返った。

 その後のトークでは、映画にちなんでかなえたい願い事も告白した。中村が「魔法のじゅうたんがほしいですね」と希望するも、「でも、空は寒いかな。あまり高く飛び過ぎても管制塔に目を付けられるし、低空も低空で危ないですしね」と現実的な意見を語ると、観客からは笑い声が起きた。

 木下は「広い世界を見てみたい思いが私にもあって、あまり国外に出ていったことがないので海外を目指していきたいです」と話した。

 映画は6月7日から全国公開。


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