エンターテインメント・ウェブマガジン
幾江は今のところ、あくまでもスヤが一番で、オリンピックも四三もどうでもいい、という人です。そこから徐々に、四三の一生懸命さを認めて、息子として愛するようになっていきます。その過程をぜひ見ていただきたいです。最終的には、四三と心を通わせるような場面も出てきます。ただ、普段から私が勘九郎くんの家に遊びに行ったりして、親子のような感じで接しているので、改めて2人でそういう場面を演じるのは不思議な気分でした(笑)。
当時はオリンピックの見方も、今とは全く違います。後々、女子の水泳の試合をラジオで聞くような場面も出てきますが、幾江さんは相手の外国人選手の名前を聞いて、男と戦っているのかと勘違いしてしまいます。それぐらい、世の中にはオリンピックが知られていませんでした。その上、今はテレビの衛星中継で競技の様子がすべて分かりますが、当時はラジオだけ。それでも、「たいしたものだ。水の音まで聞こえる」というせりふがあるぐらい画期的なことでした。それを必死に応援する四三を見て、「こいつはこんなところで頑張っていたのか」と幾江は理解していく…。そういうことが分かったのは、面白かったですね。
「こうでなければいけない」と思わせてくれるものがあります。私自身も、今までお芝居に対してはそういう気持ちを持って生きてきました。一生懸命やらなければ、何も見えてきません。だから、一生懸命というのは、とても大事なこと。そういう姿勢は、必ず人に伝わるはずですから。
(取材・文/井上健一)
映画2025年4月3日
-松本動監督の演出について、また寺尾聰さんら共演者の印象をお願いします。 松本監督とは初めてでしたが、私の問い掛けにも親切に細かく答えてくれました。とにかく自由にやらせてもらいました。寺尾聰さんは、昭和49年のドラマ「天下のおやじ」で寺尾 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月2日
-ところで、門脇さんは映像作品でもご活躍されていますが、舞台に立たれることに対してはどのような思いがありますか。 気持ちの面では変わらないですが、舞台はカメラが寄ってくれるわけではないので、声や体の所作で伝えなければいけないと思います。映 … 続きを読む
ドラマ2025年4月1日
-高知県の「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」も訪問されたそうですね、 「アンパンマンミュージアム」には二度伺いました。どちらの日も親子連れでいっぱいで、改めて『アンパンマン』という作品が幅広い世代に愛されていることを知り、「 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年4月1日
-なるほど。では、坂本さんは増田さんのテッド、増田さんは坂本さんのジムについてはどんな印象がありますか。 坂本 テッドは一見すると自分の意見を押し通して歩んでいるように見えるけれども、実は周りを自然と幸せにしたり、勇気づけたりするタイプの役 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年3月29日
-では、鋼太郎さんの演出の魅力はどこに感じていますか。 鋼太郎さんらしい的確に丁寧な演出をつけてもらえるので、われわれとしてはやりやすいです。尊敬していますし、シェークスピア作品の演出家としてこの方の右に出るものは今、日本にはいないんじゃ … 続きを読む