「いだてん」制作統括、ピエール瀧についてコメント 「とにかくショックだし、つらいし、残念」

2019年3月23日 / 18:41

 俳優でミュージシャンのピエール瀧容疑者が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことを受け、NHK大河ドラマ「いだてん」の制作統括・訓覇圭氏が23日、東京都内で取材に応じた。

 今回の件に関する見解を聞かれた訓覇氏は「とにかくショックだし、つらいし、残念ですよね。とにかく前を向いてやっていきたい。このことを考えても、この作品に何かが生まれるわけではないので、僕らは前を向いて…」と苦しい胸のうちを語った。

 瀧容疑者について「薬物の使用を疑わせるような言動があったか」と問われると、「全くないです。僕は『あまちゃん』と『55歳からのハローライフ』と、3回ご一緒している。個人としてもよく知っているので、話すんですが、全くないです」と振り返った。

 12日深夜に報じられた瀧容疑者逮捕のニュース。逮捕直前にも「いだてん」の収録を行っていた瀧容疑者だが、訓覇氏は「(撮影では)極めていつも通り、明るいいつも通りの瀧さんだったと聞いています」と明かした。

 一方、13日の「いだてん」の撮影現場の様子については、「もちろんみんなショックだったと思う。ただそのショックについて(互いに)話すのでなく、現場の気持ちをしっかり作って“お互いに頑張っていこう”という気持ち。大変なシーンだったので、目の前のことをとにかく必死にやろうという感じだった」と説明した。

 主演の中村勘九郎の心境について聞かれると、「想像するしかないのですが、相当なショックでしょう」とコメント。

 「瀧容疑者については話し合った?」と聞かれると、「勘九郎さんとこのことについて、どう思うかとか、そういう話はしていません。お互い、作品への思いが深いだけに。全部放送が終わったら話したりするんですかね」と語った。

 NHKは19日、瀧容疑者が演じていた足袋屋の店主役を、俳優の三宅弘城に変更すると発表した。訓覇氏は「4月28日の放送回から三宅さんでやっていけるように準備を進めています」と報告。

 瀧容疑者が出演した“過去放送分の撮り直し”の具体的な予定については、「とにかく目の前の放送をやっていくことでいっぱいいっぱい。今そのことを考える余裕がない」と明言しなかった。

 三宅については「もともと『いだてん』にすごく合っている役者さんだと思ってどこかで出ていただきたいと思っていた。こういう状況となり、僕としては心苦しいのですが、幸い、ずっとオンエアを見て、とても(ドラマを)好きでいてくださったので、こちらも『ありがとうございます。心強いです』と。『やれるだけ頑張ります』と言っていただけてうれしかったです」と感謝を述べた。


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