【インタビュー】『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』浅川梨奈、恋に不器用な女性は「純粋でかわいい」 西銘駿、連続“壁ドン”で笑いそうに…

2019年1月30日 / 12:00

 大学の研究室を舞台に、恋愛経験ゼロの理系男女・氷室菖蒲と雪村心夜が、「お互いに好きであること」を理論的に証明しようと実験に挑むさまを描いたラブコメ映画『リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~』。2月1日の公開を前に、本作でダブル主演を務める浅川梨奈と西銘駿が撮影時の様子や、プライベートの胸キュンエピソードなどを語ってくれた。

浅川梨奈(左)と西銘駿

-浅川さん演じる氷室は、恋に不器用な“ツンデレ理系女子”ですが、どのような印象を持ちましたか。

浅川 私としてはツンデレというか、素直になりたいけどなれなくて、でも雪村の前では好きという気持ちがダダ漏れしている女の子というイメージでした。恋愛感情を実験や理論に頼って証明しないと、恥ずかしくて素直に恋ができないところは、すごく純粋で真っすぐでかわいいなぁと思いました。

-漫画が原作ですが、キャラクターへのアプローチで特に気に掛けたことはありますか。

浅川 顔の使い分けというか、普段は完璧でツンとしているけど、雪村を好きという気持ちが出ちゃうとめちゃくちゃ女の子になるので、そこは原作を読んで研究しました。

-雪村は、恋愛未経験で飛び抜けた“理系ばか”だそうですが、西銘さんは演じてみていかがでしたか。

西銘 真っすぐなところがとても好きです。明るい自分とは全然違って、クールで笑わないし、理屈っぽいけれど、愛情を証明しようと真剣に実験に挑むところがいとおしく見えました。

-“理系”と聞くと難しく感じますが、演じる上で苦労しましたか。

西銘 僕は文系なので最初はこの役ができるか不安でしたし、たくさん出てくる公式はやっぱり難しかったです。正直、意味が分からないですからね(笑)。でも、取りあえずこういうことなんだろうなぁと自分なりに解釈して覚えるようにしたら、何とか覚えられました。あと、僕、ゲラ(笑い上戸)なんですよ。すぐに笑っちゃうので、雪村が実験として氷室に壁ドン100回を真剣にやるところとかは、何やってんだろう…とおかしくて笑いそうになって駄目でしたね。

-「壁ドン」をはじめ、「あごクイ」「袖クル」など、女性がキュンキュンするしぐさが満載でしたが、普段の生活の中で男性のどのような言動にキュンとしますか。

浅川 顔回りって、気軽に触れる所ではないので、頭ポンポンとか、「ゴミ付いてるよ」とか言って、急に顔とかに触れられるとキュンキュンすると思います。あと、最近は男性の横顔が好きです。集中している横顔を見ていると、いいなぁと思います。

-西銘さんは女性のどういうところに引かれますか。

西銘 口元を隠す女性が好きです。笑っているときとか、ご飯を食べているときとか…。なんだか、かわいいな…と思っちゃいます。

-本作は、テレビドラマから続いていることもあり、お二人の仲の良さがうかがえますが、お互いの印象を教えてください。

浅川 本当にこのままです。落ち着きがなくて、手綱を握れなくて大変でした(笑)。

西銘 年下ですが、しっかりしていて、カメラが回るとすぐに役に入り込むところはすごいなと思いました。

 
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