エンターテインメント・ウェブマガジン
周りの同級生が結婚して、子どもを生んだ姿を見ていると、お母さん独特の落ち着きや強さを感じることがあります。それは多分、経験しないと分からないんだろうな…と思いつつ、できるだけ意識するようにしています。ただ、この映画に関しては、監督から「自分の子どもだけど、妹や親友のような感覚で接してほしい」と言われていたので、母親という部分はあまり意識しませんでした。仲のいい友だち、という感覚で、場合によっては「子どもの方が賢くて、上じゃないの?」というように見える方が面白いと思ったので。
女子高生だから、悪女だから、という捉え方ではなく、台本はあくまでも自分が演じるという見方で読んでいます。そこに役柄として、高校生や悪女という役割が付属する…。そういうふうに考えているので、それほど苦労はしないです。悪女だからこういうメークで、高校生だからこういう衣装で、といった違いはありますが、基本的に人を作るという段階では、あまり気にしていません。同じ高校生でも、大人っぽい人もいれば、幼い人もいますから。
そうですね。ただ、私だけでなく、誰が見ても共感できる部分はあると思います。日常生活を送る中で、誰もが何らかの悩みは持っていますよね。それをどう解決して前に進むか。そういうことは、誰でも考えると思うんです。そういう意味で、悩みの大きさは違うかもしれませんが、誰もが、自分を陽子や亮の立場に当てはめることができるはず。それは、私はもちろん、見ている皆さんもきっと同じなのではないでしょうか。
(取材・文・写真/井上健一)
ドラマ2025年12月26日
▽家族を世話する母 ムン・ソリは、「クイーンメーカー」(23年)や「私たちの人生レース」(同)のように、女性の主体性や自分らしさを打ち出す役を担い、エンパワーメントの姿を体現してきた。だが「おつかれさま」では、“肩書きのない母”を真 … 続きを読む
映画2025年12月24日
-この映画は、ちょっとフランス映画みたいなところがありましたね。 分かります。私もそう思いました。確かにそういう味わいがありますね。最初の撮影が、矢添と2人で、部屋で紅茶を飲んでいるシーンだったんですけど、プレイバックしてモニターを見た時 … 続きを読む
映画2025年12月23日
-12年という時間が、そういう皆さんの固い絆を作り上げたわけですね。そんな作品に出合える機会は、俳優人生の中でめったにないことだと思いますが、皆さんにとって「緊急取調室」シリーズとはどんな存在でしょうか。 天海 12年という時間とエネルギー … 続きを読む
映画2025年12月20日
『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』(12月19日公開) 友人の結婚式で知り合ったデビッドとサラは、レンタカーのカーナビに導かれ奇妙なドアにたどり着く。そのドアの先は、それぞれの「人生で一番やり直したい日」につながっていた。“ … 続きを読む
ドラマ2025年12月19日
12月19日、東京都内のNHKで、1月5日からスタートする夜ドラ「替え玉ブラヴォー!」の完成会見が行われ、主人公・千本佳里奈(ちもと かりな)役の北香那、佳里奈の親友・二木優美(ふたぎ ゆみ)役の天野はながドラマの見どころを語ってくれた。 … 続きを読む