エンターテインメント・ウェブマガジン
うれしかったです。有馬新七という人物を1年ほど演じましたが、これまでの役者人生で同じ役をこんなに長くやったことはありません。まして劇中で20歳近く年を取るような役も初めて。だから覚悟もありつつ、楽しみにしていました。不安やプレッシャーよりも、挑戦する気持ちの方が大きかったです。
史実を勉強したところ、有馬は頭が切れる上に剣術にも長けた文武両道の人物ですが、性格的には直情型だったことを知りました。ただ今回は、知的な人物として瑛太くんの大久保一蔵がいます。だから、そういう部分は彼に任せて、僕は“武”の部分や感情のままに突っ走る薩摩隼人の危うさみたいなものを表現しようと考えました。ドラマを面白くするためには、その方がいいだろうと。
実際にあった出来事を変えることはできません。だから、最初のうちは吉之助を中心とした仲間たちの強い絆をしっかり表現した上で、それが次第に変化していくギャップを見せたいと考えていました。そうすることで、僕らが動乱に巻き込まれていくインパクトも強くなりますから。
有起哉さんを先頭に、他の俳優がうらやましがるぐらい、いい雰囲気で過ごすことができました。みんなの内面にあるものと役に共通する部分が多く、一緒に食事をしたり、世間話したりといったことが、そのまま役作りになって、本番の雰囲気につながっていました。だから、その時間を過ごせなくなるのは寂しいです。新八(堀井新太)なんか、「増田さんがいなくなると寂しいなぁ」と、2カ月ぐらい前から言っていましたから(笑)。あんまり何度も言うので、「早くいなくなってほしいのか?」と(笑)。
あのメンバーの中では僕が一番、世の中の認知度が低かったので、初めて顔を合わせたとき、「なぜここにいるんだろう?」と思ったぐらいです。寺田屋騒動があることも最初から分かっていたので、「僕にできるかな?」と心配でしたが、何とかやってこられたのはみんなのおかげです。心から感謝しています。最後まで一緒にやりたい気持ちはありますが、仕方ありません。後はみんなに任せて、僕は行く末を見守っていきます。
(取材・文/井上健一)
舞台・ミュージカル2026年4月25日
内館牧子によるベストセラー小説『老害の人』が、リーディングドラマとして舞台化される。出演者は、友近と千葉雄大の二人だけ。登場人物のすべてを、二人が自在に演じ分ける。 物語の主人公は、小さな玩具屋を大企業に育てた元社長の福太郎。老いてなお … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月25日
小手伸也が舞台初主演を務める「俺もそろそろシェイクスピア シリーズ『コテンペスト』」が、6月27日から上演される。公演に先立ち、小手が取材に応じ、本作への思いを語った。 本作は、シェイクスピアの最後の作品「テンペスト」の設定を現代に置き … 続きを読む
映画2026年4月24日
『今日からぼくが村の映画館』(4月17日公開) 南米ペルー、アンデスの小さな村に住む少年シストゥは、風が運んできた新聞の映画広告を手にする。導かれるままにたどり着いた移動映画館で初めて“映画”を知ったシストゥは、たちまちその物語に魅了され … 続きを読む
ドラマ2026年4月23日
-りん役の見上愛さんとの共演はいかがですか。 見上さんは、お芝居のスイッチをすぐに切り替えられる器用な方で、同世代の俳優としてとても刺激を受けています。現場では、大変なことも多いはずですが、常に元気いっぱい、楽しそうで。そんな見上さんが、 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月23日
舞台「鬼滅の刃」其ノ陸 柱稽古・無限城 突入が6月13日から上演される。原作漫画「鬼滅の刃」はコミックスの全世界累計発行部数が2億2000万部を突破。その大人気作品の舞台化で、シリーズ6作目となる本作では、柱稽古、そして無限城の戦いを描く … 続きを読む