エンターテインメント・ウェブマガジン
恩人であり、師匠です。亡くなったときは、そのことが受け入れられず、自分が殿の代わりになるんだと突っ走ったものの、やっぱり殿には届かなかった。結局、殿の背中を追っているだけでは、吉之助さんは大きなことを成し遂げられなかったと思うんです。そういう意味で、これからは「斉彬越え」が一つのテーマになります。だから、お芝居の面でも、渡辺謙さんから教えていただいたことを、一回、捨ててみようかと思っています。というのも、意識しなくてもその影がほのかに見えるぐらいがちょうどいいような気がするので。
謙さんは普段、後輩の役者にアドバイスなどはされないそうですが、今回は僕にいろいろとアドバイスしてくださいました。時代劇ならではのこともたくさんあるので「あそこはもう少しああした方がいい」、「こうすると伝わる」みたいな感じで…。丁寧に教えてくださったことに、すごく愛情を感じました。そういったことや、謙さんのお芝居を見て気付いたこと、勉強したことの一つ一つが宝物です。そうして得たものは、僕らも引き継いで行かなければと、責任も感じています。
大河ドラマでこの時期に長期ロケをするのはあまりないことだそうですが、その分、映像は素晴らしい仕上がりになっています。撮影中は、天気に不思議な力を感じることも多かったんです。悪天候が続く中、旅立ちの場面を海で撮ろうとしたらカラッと晴れてくれたり、大切な人の死を知った吉之助さんが雨の中、空を見上げて泣くシーンでは雨が降ったり…。。
奄美大島での撮影後、少し時間があったので、ホエールウォッチングやシュノーケリングに行きました。初めてクジラを見ましたが、すごかったです(笑)。ものすごく癒やされました。おかげで今は、後半の撮影に向けてガソリン満タンです!
(取材・文/井上健一)
ドラマ2026年4月3日
-すごいですね。 それでも、「カット」がかかった途端、皆さんとても明るく振る舞っていらっしゃって。私だったら、役を引きずってしまい、すぐには切り替えられないと思います。きっと皆さん、亡くなった親族やご友人など、思い出す相手がいらっしゃって … 続きを読む
ドラマ2026年4月2日
NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。3月29日に放送された第12回「小谷城の … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年4月2日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼太宰府天満宮で神道 … 続きを読む
映画2026年4月2日
-本作が長編初監督となるリョン・コイイン監督の印象はいかがでしたか。 言語が異なるので、最初は監督の意図を把握するのも難しかったくらい、コミュニケーションに苦労しました。ただ、監督が日本語を熱心に勉強してくださって、撮影までの二カ月くらい … 続きを読む
映画2026年4月2日
-コメディーを演じることについてはどう思いましたか。 基本的には、とことん真面目に演じるということですかね。脚本を客観的に読んでいると、ここは面白いなと思うところがありますが、いざ演じるとなった時にそれを意識し過ぎると駄目になる気がします … 続きを読む