エンターテインメント・ウェブマガジン
恩人であり、師匠です。亡くなったときは、そのことが受け入れられず、自分が殿の代わりになるんだと突っ走ったものの、やっぱり殿には届かなかった。結局、殿の背中を追っているだけでは、吉之助さんは大きなことを成し遂げられなかったと思うんです。そういう意味で、これからは「斉彬越え」が一つのテーマになります。だから、お芝居の面でも、渡辺謙さんから教えていただいたことを、一回、捨ててみようかと思っています。というのも、意識しなくてもその影がほのかに見えるぐらいがちょうどいいような気がするので。
謙さんは普段、後輩の役者にアドバイスなどはされないそうですが、今回は僕にいろいろとアドバイスしてくださいました。時代劇ならではのこともたくさんあるので「あそこはもう少しああした方がいい」、「こうすると伝わる」みたいな感じで…。丁寧に教えてくださったことに、すごく愛情を感じました。そういったことや、謙さんのお芝居を見て気付いたこと、勉強したことの一つ一つが宝物です。そうして得たものは、僕らも引き継いで行かなければと、責任も感じています。
大河ドラマでこの時期に長期ロケをするのはあまりないことだそうですが、その分、映像は素晴らしい仕上がりになっています。撮影中は、天気に不思議な力を感じることも多かったんです。悪天候が続く中、旅立ちの場面を海で撮ろうとしたらカラッと晴れてくれたり、大切な人の死を知った吉之助さんが雨の中、空を見上げて泣くシーンでは雨が降ったり…。。
奄美大島での撮影後、少し時間があったので、ホエールウォッチングやシュノーケリングに行きました。初めてクジラを見ましたが、すごかったです(笑)。ものすごく癒やされました。おかげで今は、後半の撮影に向けてガソリン満タンです!
(取材・文/井上健一)
映画2026年1月21日
-章太郎役の毎熊克哉さんの印象は? 毎熊さんはすごく優しいんです。人として優しいだけではなくて目の奥が優しいんです。お芝居をしながら、何か毎熊さんの目の奥に光が見える感じがして。その光をたどってお芝居をしていたような印象があります。つらい … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月21日
-第2弾に向けての課題は? 今回から参加される新たなキャストの方も多いので、どのように関係性を作っていくのかが大切になってくると思います。前回は、同世代のキャストが少なかったのですが、今回は僕と同じようにアーティスト活動をしながら俳優をし … 続きを読む
ドラマ2026年1月20日
志田未来が主演する火曜ドラマ「未来のムスコ」(TBS系)が、1月13日から放送中だ。本作は、阿相クミコ氏・黒麦はぢめ氏の人気漫画をドラマ化。“定職なし、貯金なし、彼氏なし”の崖っぷちアラサー女子・汐川未来(志田)が、ある日突然5歳児・汐川 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月17日
-ミュージカルでは歌とダンスがありますが、今、どんな心持ちで準備をされていますか。 すごくラッキーなことに、僕は(2025年の)2月までダンスを踊っていたので、5年前にミュージカルに出演したときより、相当、レベルが上がっていると思います。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年1月16日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 語りは、土地と人を結び直します。 … 続きを読む